ACUVUE Contact Lens Solution というものが2011年に出るらしい。
なんでも Vistakon Ireland(ジョンソンアンドジョンソンビジョンケアの子会社)がコンタクトレンズケア製品の工場を作って、Solution を生産開始する予定。
アキュビューモイストとかアキュビューオアシス買うと「アイルランド製」となっているが、これを作っているのが Vistakon Ireland。
ちなみに Vistakon はアイルランド以外にはアメリカにしか工場がないのでアイルランド製の他にアメリカ製がある。(1-DAY ACUVUEとか)
どんなケアシステムが出てくるのかまだわからないけれど、最近の趨勢からするとやっぱりMPSになるのかなぁ。
どうせ新しく出てくるなら、シリコーンハイドロゲルに使っても消毒がきちんとできてステイニング起こさないようなものだといいな。
日本でシリコーンハイドロゲルに使うMPSっていったらエピカ一択な感じもしてるし。(←国民生活センターのレポートとstainninggridに影響される人)
日本の厚生労働省はアカントアメーバ対策として「こすり洗いしろ」とかいう注意喚起はしても、OPTI-FREE RepleniSH みたいなアカントアメーバに効果があると言われている商品はなかなか認可しないし、もうなにやってんだか。
(しかし、同じ Aldox が入った OPTI-FREE Express with Aldox はあまりアカントアメーバに対して効果がないというレポートもある)
なんでも CIBA Vision の BLUE Sept とかいうのがアカントアメーバには消毒効果抜群みたいだけど、これってもう売ってないみたい。なぜかBLUE Septのサイトはまだある(しかもコピーライトは2011年になってる)けど、チバビジョンのどこの国のサイト見ても載ってない。過酸化水素を使うけど、いきなり中和が始まっちゃう白金ディスクとは違って、40分たってから中和が始まるタブレットだとか、中和が終わると液が青色になるので中和が終わってないまま目に入れるリスクも少ない(しかも色素は天然由来で無害らしい)など、コンセプト的にはいい商品だと思うんだけど、なんか問題あって消したい過去なのかな。
MPSでも過酸化水素でもメーカーが推奨する(というか指定する)方法できちんと取り扱えば、どれもまぁそれなりに効果があるんだろうけど、目って大切だからなぁ。in vitro の試験だっていっても、なんらかのデータがあると頼りたくなっちゃう。