さいきんちょっとBP(便秘)気味なので酸化マグネシウム(カマグ)を飲んでいる。
でも... tomaの主治医は1日0.5gしか出してくれないのだけれど。
便秘の人には2mgくらい入れるみたいなので、やっぱりね、というかほとんど効果が感じられない。
前回はアローゼン だったのだけれど、効き目も良くわからないので、緩和な下剤を、ということでカマグに変更。
それにしても「緩和」過ぎるような...
このカマグは死亡例もでていて大げさにクローズアップされているけれど、年間4500万人という人が使っていて、3年間でたった(といってはなくなった方に失礼かもしれないが)2名の死亡例が出ただけで大騒ぎするマスコミもどうかと思う。控えめに延べでなく同じ人が3年使い続けたと計算しても2/45,000,000ということは、薬の中ではかなり安全な方に入るのではないだろうか。
風邪薬などを飲んでも起きる薬害として原因不明のスティーブン・ジョンソン症候群は人口100万人あたり1~6人、死亡率も20%~30%といわれている。コチラのほうがよっぽど問題視されるべきではないだろうか。
だいたいマスコミの薬に対する報道はネガティブなものが多い。その薬によって助けられている人がどれだけいるのかわからないのに、一度死亡例や事故が起きるとセンセーショナルに報道する。公平・公正な報道なんて期待できないのだろうか。SSRIの時もそうだった。一時期はハッピードラッグなどのようにもてはやされたかと思えば、一部の服用者(それも医師の処方以上に服薬していた可能性が高い)の攻撃的な行動のせいで、SSRIそのものが悪者にされてしまった。タミフルの時もそんな感じだった。
ハルシオンもそう。だいたい睡眠薬のうちハルシオンは効き目は多少強いかもしれないが危険度でいうならばロヒプノールのほうがずっと上だと思う。ハルシオンの処方量が相対的に多いが故に、悪用される頻度が低くても数の上で目立ってしまう。だいたい結婚詐欺女をはじめとするバカがハルシオンを使ったせいで、本当に必要としている不眠症患者はどれだけ迷惑を被っただろう。tomaの主治医も出したがらなくなっている。(幸いtomaは以前からハルシオンを処方されているので継続的に処方してもらえるが、新規だとかなり厳しくなってしまったと思う)
問題でいうならば、米国では問題になりつつあるベンゾジアゼピン依存についてはあまり報道されない。デパスやレキソタン、ソラナックスの依存者は結構日本でもいるんじゃないだろうか。tomaも見方によってはレキソタン依存だと思う。(ODするほどじゃないけど)
と、まぁ向精神薬は一般的にはかなりネガティブなものなので受難しやすいのかもしれない。でも、これがなくなったら生きて効くことさえできない人だっているのだ。カマグだって無かったら、体内に不要なものを溜め込んでそれが原因で病気になる人だっているのだし。
こういう薬悪物論は本当にヤメテ欲しい。tomaも薬飲んでいること知っている人からはほぼ間違いなく「できれば飲まない方がいい」って言われる。当の本人は本気で心配してくれているのでありがたいのだけれど、薬飲むの止められたらそりゃいいに決まってる。