薗部ユニット、簡易そのべユニットで組む

ユニット折り紙を作っています。

 

今回は

ぱっと見、半正多面体っぽいけど、

ホントはそうじゃない立体です。

半正多面体に入れないのは、対称性が低いからってことです。

 

ミラーさんが研究した立体ってことで、ミラーの立体。

ジョンソンの立体のひとつです。

別名

擬斜方立方八面体・・・前回の立方八面体とよく似ている

異相双四角台塔柱・・・北極と南極に四角台塔柱が捻って付いている

 

北極と南極

 

赤道

 

辺の長さがすべて同じ、すべての面が正三角形と正方形

すべての頂点には正三角形1つ正方形3つが集まる。

なのに対称性が低いという立体です。

分類の仕方によっては半正多面体の仲間に入れることもあるんだそうです。

 

回転についての対称性をみると、対称軸が北極南極を貫く1本だけです。

 

赤道からみた画像を見ていきます。

赤道に8個の正方形が並んでいます。

 

左下の青い正三角形の上に正方形がありますが、

これを上にたどってみると次の正三角形までに

5個の正方形があり、別の5個と垂直に交差しています。

 

手毬にすれば、デザインが楽しめそうです。

長い花弁が4つの花を上下に組み合わせるとか

花弁でなく、しだれ桜や柳などにしても面白いかもしれません。