前回、デルタ多面体からの発展として六角柱型を作りました。

今回の作品から、北極と南極の正六角形の部分を

別のサブユニットで置き換えます。

 

正六角形になるサブユニットは無いかなあ

と思っていたので、あれこれやってみました。

 

ジョンソンの立体(ザルカラーの立体)の中に、

正三角台塔というのがあって、底面が正六角形

他の面は正三角形と正方形です。

ユニットで、三角山と四角面を乗せてみました。

 

むむ、これは大立方体(24枚組)の半分ではないか。

 

そういえば、立方体を上手に切断すると

切断面が正六角形になるのでした。

 

そのまま凸のと、三角山をひとつ凹にしたのを作ってみました。

三角山を4つとも凹にしたら正三角台塔らしく見えますが

今回は省略しました。

写真は、表側と裏側です。

 

今回の作品はふたつ、本質的に同じものです。

上が凸

上が凹

 

 

 

「北極と南極の関係」が2とおり考えられます。

同相双三角台塔柱と異相双三角台塔柱

ウィキペディアのジョンソンの立体の35と36です。

 

ユニットでいえば、三角山と三角山を向かい合わせるか

または、三角山と四角面を向かい合わせるか

ということです。

 

今回は、異相の組み方をしました。

同相の方が色合わせが難しいかも?

 

 

ユニットの枚数は

六角形サブユニットが12枚×2

4つ山サブユニットが6枚×6

ぜんぶで60枚でした!

 

偶然できちゃった60枚組です。