グレゴリオ聖歌の勉強をしています。
年間第18主日のグラドゥアーレ "Benedicam Dominum"
アンティフォナの後半を読んでいきます。
下の方に今日の譜読みがありますが
先に、思った事など書きますね。
・「シドレミファ」の上昇音型
半音→全音→全音→半音 です。
シ→ファ は、三全音となってしまいます。
一連ではなく、2つのパーツとみます。
ここでは mi fa re mi fa と読み替えました。
ミの音にあたるネウマは、クイリスマで書かれていて
音響の良い聖堂でも三全音が鳴ることは無かったと想像します。
・第7旋法?
楽譜のアタマにそう書いてあるから第7旋法なんでしょうけど
終止音がソ(G)、ドミナントがレ(D) のはずが
終止音はラです。第1第2以外では初めて見た
詩編唱の立ち上がりも、第7旋法のものじゃなくて
曲集によって、第3旋法風とか第5旋法風とか。
旋法が8つに分類される前からあった曲で、
どれにも当てはまらなかったものかな~。
2回に分けてアンティフォナの譜読みをしました。
詩編唱の部分はどうしようかなあ。
「負荷が無い方が続けられるよね」って考えると
ブログはアンティフォナだけでいいかも、ですね。
譜読みの部分は楽譜を付けてなくて
見やすくないし退屈なので
「勉強したよ」って確認だけしていただいて
あとは皆さんスルーしてくださいね。
*
アンティフォナ(詩編34 2)の後半
semper laus ejus in ore meo.
絶え間なく 賛美 主への に 口 私の
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
sem- per
(ドレミ) シ ド レ レミレミドー ドーシー
(6音) mi fa sol sol la sol la fa fa mi
laus
(ドレミ) シ ド レ ミ ファ
(6音) mi fa /re mi fa
e- ju・・・(jusの前半)
(ドレミ) レ ド レ ド レ ミ レーシー ド ド ド ソ
(6音) (re)/sol fa sol fa sol la sol mi fa fa fa ut
us・・・(jusの後半)
ラ ド シ ミー レ ミ レ ミ ド ド レ ドー レ ド ド シ
re fa mi la sol la sol la fa fa sol fa sol fa fa mi
in
(ドレミ) ド ラ
(6音) fa re
o- re
(ドレミ) ド レ ミ レ ミ ミ レード ド ラ ド ド ミ ファ レ ド ミ レ ド
(6音) fa sol la sol la ra sol fa fa re fa/ut mi fa re ut mi /sol fa
me- o・・・(oの始め)
(ドレミ) レ ドード ラ ソ ド ド ソ ド レ ド レ ミ レ ミ ファ レド
(6音) sol fa fa re ut fa fa ut fa sol fa sol /mi re mi fa re ut
o・・・(oの終わりまで)
レ ミ レ ミ ソ ミ レ ミ ド ラ ド ド ド ラーシーラー
re mi re mi sol mi re /la fa re fa fa fa re mi re