復活節第7主日の入祭唱

Exaudi Domine

グレゴリオ聖歌とモテトゥスの動画です。

 

 

まずはグレゴリオ聖歌

 

旋法は第1旋法です。

ドミナントは、ラ。 フィナリスは、レ。

だったはず。

 

ところが、この楽譜ではそうは見えません。

楽譜の高い重要な音が、ミ

アンティフォナの終止音が、ラ

 

ハ音記号のCの位置が、ド

ソルミゼーションによって、

半音をミとファではさむように読むと

シド が ミファ なので

ラシドレミ は レミファソラ となります。

 

ついでに、この曲では最初からシにフラットがあり

「ウッ(ト) レ ミ ファ ソ ラ」で階名唱すると

レ レ ミ ウッ ファ ファ(読み替えて)レ ミ レ ミ ファ ミ ミ ・・・

 

あと、大部分はCの高さをファと読めば良さそうです。

シという階名はバロック時代まで無かったのです。

 

(私は勉強不足だから、シを使っちゃう。てへぺろ

 

 

 

次は合唱曲です。

 

シジスモンド・ディンディア作曲のモテトゥス

 

この動画はオランダの大聖堂のミサの様子を撮影したようです。

 

シジズモンド・ディンディアは、ルネサンス後期のイタリアの作曲家です。

子供時代と最晩年の記録が残っていないんだそうです。

1582年?~1620年代?

 

Sigismondo d'India という名前、

パレストリーナが町の名前であるように

インドと関係あるのかな~。わかりません。