「伊勢エビを食べたいんや。」ぽつりと父が言いました。

 

なんでも、昔出席した結婚式の披露宴に伊勢エビ料理が出てきたけど、

トイレに行っている間に下げられてしまったらしい。

一口も食べないうちに…。
(その遺伝子、私に確実に受け継がれてますな。)

 

ハイハイ、わかりました。スポンサーになってくれるなら、

おせち料理を注文してあげます。

伊勢エビつきの豪華なヤツを。

ということがあったのが、2020年の年末頃のことでした。

 

しかし、食べたのは私とジニさん。父の代わりにいただきました。

せめて自分は、人生の終わりに悔いのないようにしようと思い、

100個のリストを作り、ひとつずつ実行していきます。