重障害児(者)の言葉や気持ちを感じ取る『フィーリング・コミュニケーター志づえ』です。
今は上記の肩書きに、
実は、あなたはこんなひと？
『アニマルイメージ・イラストレーター』
として、ひっそりボランティア活動継続中です。
おはようございます(*^▽^*)
訪れてくださった方々。いいね下さる方々。
いつもありがとうございますm(_ _)m
励みになります
本当に、本当に、お久しぶりです
実に、2年8ヶ月ぶり。
何をしていたか、と言えば
『本業に追われてた』という身も蓋も無い状況でした。
保育士資格を取り、児童発達支援管理責任者の研修を受けて現場で実践経験を積む日々を送っておりました。
その間、まぁ。色々、ありました。
幸い、今回の副題の『九死に一生』を得る状況の更新に至る事はならず。良かった
です。
『九死に一生』とか『神さまに生かされている』と、身にしみて実感した話です。(スピリチュアルとは、ニュアンスが違います)
自分の意志では、どうする事も出来ない。
例えば、意識下にない、ところで。
例えば、物理的に無力な状態に陥っていて。
などなど………。
今回、お話しさせていただく体験談③は、前回と同じく世界的な事件と関係がある内容です。当然被害に遭われてお亡くなりになった方々もいらっしゃるので、語る事に躊躇いがありました。
「幸運や不運」「巡り合わせ」などと、軽々しく言ってはならない内容ですので、
ただこんな事が有ったという事だけお伝えできれば、と思います。
当時、『佐藤さん』は22歳。
演劇の専門学校を卒業し、武者修行さながらに他劇団に客演しながら、年に3回(春・夏・秋〜冬)の舞台公演をキープしていました。
ワークショップに参加しつつ、参加した劇団とご縁を繋ぎながら自分はどんな芝居が合っているのか、色々個性豊かな作品に出演していました。
日中は役作りの参考になるからと、某夢の国のレストランで常勤接客業。夕方から23時まで掛け持ちで高級和食の着物配膳に週3〜4で働く日々。
実家は、[寝に帰る場所]にすぎませんでした。がむしゃらに自分を模索している時期でした。
その年、前年11月にとある劇団の舞台公演に参加した『佐藤さん』は、かなりメンバーと意気投合し、春の次回公演にも客演する事が決定していました。
舞台本番二週間前から稽古開始し、1週間前には2泊3日で山梨県に稽古合宿に参加する事になりました。
平日週5で入っていた日中仕事の調整をしてもらい、前日の夜から活動拠点の下北沢へ集合。
夜中に主催者兼演出家の家で団員皆13人で雑魚寝して、明け方まだ暗い内に車2台で山梨県へと出発しました。
その日、3月の山梨県は陽光の中、山々がスギ花粉で黄色に見える程でした。
花粉症を発症する前でしたが、見ているだけで目が痒くなりそうな気持ちになったものです
春休み突入時期で渋滞が懸念されたものの、なんとか11時前には演出家の別荘の古民家へ到着。
荷物を運びこみ、縁側に座ってお茶を飲みながら皆で一息ついていた時でした。
茶の間でTV📺をつけた誰かの、
「おい、東京で大変な事が起こっているぞ」
という声が聞こえました。
なんだなんだと、わらわらTVの前に集まった団員達。
ヘリからの空撮での光景は、地下鉄の地上出口付近に集まっている沢山の救急車と消防車のライト。遠目からブルーシートが広げられ、寝かされたりうずくまる人々が小さく映っていました。
他の報道番組では、地下鉄の駅員さんがホームで走り回り、乗客を避難誘導する映像。
どの局も、東京地下鉄の路線図を表示し、緊急被害状況を報道していました。
異臭が発生したという一報は、各路線地下鉄車内から同時多発し、どんどん拡大していきました。
『佐藤さん』が出勤で平日乗車する最寄り駅から、2つ乗り換えする駅全て被害に合い、たとえ振替輸送で別路線を選択しても、まさに八方塞がりの状況を呈していました。
後から詳細が判明したところ、犯人達がガス発生装置を仕込み、傘の先端で袋を突いて破いたのが最寄り駅前後。早出勤務でなければいつも乗車する電車でした。
1年と少し前、専門学校の卒業旅行✈️でニューヨークに行き、1日違いでテロ被害を免れた件を、鮮明に思い出しました。
あの時感じた
いつもと同じ明日が来るというのは、それだけで奇跡的な事。
当然のように、明日や1ヶ月先の仕事のスケジュールを入れ、舞台公演の劇場予約したとしても。
明日も明後日も日々が続いていく保証なんて、どこにも無い。
どうして、当たり前だと思っていたのか。
周りの劇団員達がTVの映像に様々な意見や憶測を交わす中、頭を思い切りはたかれたような想いで『佐藤さん』は力が抜けてその場に座りこんでしまっていた。
その日の午後から何とか舞台稽古を再開し、2泊3日を乗り切って再び東京へ向けて出発した車内で。
何列も連なった自衛隊の車両が、山梨県へ向かう反対車線を走っていくのを見ました。
その時は、何が起こっているのか分からなかったが、東京の自宅へ戻った『佐藤さん』はタイムラグで様々な事件のあらましを知る事になります（ネットもスマホも無い時代）。
この出来事は、地下鉄サリン事件と後に名称されました。
1週間後、無事に舞台本番5公演の責任を果たしましたが、この春より花粉症を発症し、毎年時期が来る度に当時の気持ちを鮮明に思い出しています。
お知らせがあります
上記以外にネットニュースでも取り上げられています。
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