いつも訪れてくださる方々。イイネをくださる方々、ありがとうございますm(_ _)m。
 
つづきを更新するのに、時間がかかってしまい申し訳ありません。整理するのに時間がかかってしまいました(°°;)
 
 
発端は、些細なことでした。
『ダンナさん』の
 
「今日夜勤なんだけど、午前中にやっておく事ある?」
 
と、いう申し出に
 
「メイプルの散歩くらいかな…」と、上着を羽織りながら答えたわたし。
 
すると、ダンナさんの顔が曇り眉間にシワが寄りました。リビングのコタツの向こうで壁に寄りかかりながら腕を組む。
 
明らかに気分を害しています。
 
ダ「あのさ、それ止めてくれない?介護拒否と一緒だよ」
 
私「はい?」
 
荷物を持とうとしてたわたしは、いきなり言われた単語に固まってダンナさんに向き直る。
 
「キミは人にものを頼んだり甘えたりするのが苦手だけど、こっちは差し伸べた手を振り払われた気持ちになるんだよね。
 
いるんだよね。施設で働いてると。(ダンナさんは、老人介護職です。)
『何かお手伝いしましょうか?』は、もちろん仕事の部分でもあるけれど、厚意でも在るんだよ。
助けになりたい。手を貸したい。分かる?」
 
私「……いや、分かるよ。何かお手伝い出来ますか?は、自分の中からわき上がる[良心]みたいなものでしょう?仕事の部分じゃまたちょっと違う部分もあるだろうけど、わたしも支援員してるし……」
 
わたしが言うと、ダンナさんのイライラが高まった。
 
ダ「施設の利用者でもいるんだけど、そんなこっちの気持ちを拒否ばかりする人がいるんだけど、それと一緒だからね。キミのやってる事。
 
 
甘える事と、人の厚意を素直に受け取れるかどうかは違うの。最初はみんな気にして声かけてくれるけど、その内相手にされなくなって『孤立』するんだよ!」
 
 
……そんなにペットの散歩だけが物足りなかったのだろうか……(..;)
 
 
ダンナさんは今月から施設の配置変えで認知棟に移動した。
慣れない状況なうえに、認知棟だ。今までとはストレスの係り具合もかなり違うだろう……と、想像出来る。
たぶん、ストレスの捌け口にされている状況だよね……わたし。
 
 
それにしても、職業柄とはいえ
 
介護拒否と同じくくりか(..;)
 
 
例えば身近なパターンでは、電車でお年よりに席を譲ったら「いいです(`Д´)」と断られた。
 
2才のイヤイヤ期に差し掛かってる子どもに、靴を履く手伝いや服を着る手伝いをしようとしたら、「自分でやる!(`Д´)」と逆ギレされた。
 
……せっかく、お手伝いしようとしたのに……(+_+)
 
厚意を断られるのは確かに辛い。勝手にやれば!という気持ちになるのもわかる。
 
でも、席を譲って怒る老人は、「まだわたしは元気。立っていられる」
 
2才児は、「失敗しても良いから、自分でやってみたいの」
 
これらの、それぞれの自尊心(プライド)が関わってくる心持ちから発せられる態度だと思う。
介護施設の利用者さんも、そんな気持ちでいる人だっているだろう。(時間に追われてる職員にとってはキツいけど(..;))
 
 
わたしのは、ちょっと違う……(°°;)
 
ちなみに昨日と今日、わたしはフルタイム勤務じゃなく午後から出勤の変則で、
 
☆昨日の午前中に寝室抜かした部屋中の掃除(コタツを上げて布団をベランダに干してる間に床の掃除機、ラグのコロコロかけ、メイのハウス掃除)。
たまった洗濯して、近くのコインランドリーで乾燥とたたみ(洗濯物もペットの毛をコロコロする)、収納(帰りは20時過ぎなので洗濯ものが冷え切ってるので)。
家計簿を書いて、計算、各種支払いに行く。
『タイ坊』の中学の制服を受け取りに行く。
 
制服の方は行ったらお店の定休日だった為に出来なかったけど、
 
11時に家を出る前に、全部やっていきました。
 
頼みたかったことはわたしがやった全て(もちろん、床コロコロまでは求めません)。
 
うちは共働きで休みの日や午後出勤とかじゃないと掃除機かけられないし、そんな時のペットの抜け毛はとても気になるし……。
 
……だけど、ダンナさんは、仕事前の自分の体調を最優先する人。体力・気力ともに弱っていると感じたら休んで回復(寝たり、ゲームしたり)に専念する。
 
元々作家志望なので、『執筆したい!』という欲求が降りてきたら何を置いても優先し、書斎(兼……物置化してる)に籠もる。
 
 
結婚生活12年、そんなダンナさんに何かをお願いすると、わたしより要領よく短い時間で片づけてくれますが、
 
ひとたび自分が優先だと感じると、頼んでいたことはすっぽかされます(T_T)
 
外出や仕事から帰って、朝と変わらない状況を見て泣きたくなる事、限りなく……。たとえやれなかったとしても、べつに文句言うことないので、『LINEやメールで事前に知らせてね~。心の準備出来るから』と、言ってもほとんどお知らせ無し(T_T)で、
 
自分は、やらなかった事もお知らせしない事も些細なことと思ってるせいか
 
謝らないorz
 
わたしにとって、ダンナさんに頼めることは不確定要素。やってもらえたら、有り難い……感謝の感覚。
 
だから、上記の内容でダンナさんの時間制限にあまり被らない頼みごとは
 
 
「メイプルの散歩くらいかな……」だった。
 
とっさに考えて、それしか思いつかなかった(>_<)。信用してない訳でも、自分のプライドなんかでも無い。
 
 
ダ「厚意を有り難く受け取るのは、人として必要なことだよ!」
 
私「……うん。そうだけど、『ダンナさん』夜勤前はなるべく休んで自分の時間確保したいっていうパターンが多いから……執筆だってしたいでしょ?」
 
ダ「そんなの状態によって変わるよ!パターン化勝手にしないでくれよ!(`Д´)」
 
私「あと、色々頼むの説明が面倒で………(>_<)」墓穴………。
 
ダ「面倒って何(*`Д´*)!!人に手伝おうかと言われて面倒なんて思うなんて、人としてどうなの?
 
わたしは、TVの時刻表示を視界の隅に映して、固まっていた。
 
どうしたら、ダンナさんの怒りは収まるのだろう。納得してもらえるのだろう。
何かお願いすれば良いのかな?でも、こんなに怒っている人に今更何か頼んでも嫌がるよね……。
ダンナさん、わたしが人の気持ちが分からない。想像力がやっぱり足りない……って思ってるだろうな。
もう、あと5分で8時になってしまう。遅刻する。仕事間に合わない(×_×)。 
 
ダ「例えば、タイ坊の制服支払いに行くとか!」
 
私「わかった。じゃあ、それお願いしますm(_ _)m。
ええと、お店の地図と前金控えレシートと引き換え明細書の書類の場所は……」
 
お店の書類はあそこの引き出しの中で……、あぁ細かい場所の説明と詳細も話さなきゃ……。
あぁ、もう8時になっちゃった……。
なんでダンナさんは、わたしが7時半に家を出るとわかっているのに……もう行く支度済んでるのに、話し振ったの。
……なんで仕事行かせてくれないの。
 
。゚(゚´Д`゚)゚。
 
思考がごちゃ混ぜになった。
 
「ごめん。やっぱりいい!もういい!自分でやる!説明してる時間無い!自分でやるから!」
 
ほとんど泣き叫ぶように宣言して、
 
「遅刻するから!仕事行ってきます!(T_T)」
 
無理やり話しを切り上げて、半ばパニックに近い状態で荷物を掴んで飛び出した。
 
 
 
………夜7時に仕事が終わり、帰り道で、『ダンナさん』は、謝ってもらいたかったんだと……ふと、思った(・_・、)。
 
定型発達の人は、的確に、こじれる前に、丸く収めるられるのかな……と、感じる。
 
相手の苛立ちや怒りが津波のように押し寄せてきて頭からズッポリ飲み込まれてしまうと、
 
相手の求める的確な反応や、言葉が出てこない。思いつかない。……想像力が足りないって、こんなところなんだろうな………(;_;)
 
 
 
 
落ち込んだ気持ちを和ませる為に、捻り『トラにゃん』(^^)
 
 
 
 
 
 


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