入院した夜、ベッドの横に付き添い用簡易ベッドに座ってタイ坊と話しました。
 
『ぶつかった後、とても痛くて怖かったこと。』
『ママ達の分まで雨具の用意をしたのに、先に行ってしまってさびしかったこと』
『パパが来てくれて嬉しかったけど、病院へ着いたら大嫌いな点滴(注射)をやるはめになり、泣き喚いて暴れて看護士さん達に押さえ込まれたこと』(………暴れる元気があったんだね(^。^;))
 
 
病院の消灯時間が過ぎても寝つかれない様子だったタイ坊でしたが、
 
ポツリポツリと話す内に静かに泣き始め、話し終わる頃にやっと眠りに落ちました。
 
一時間ごとに看護士さんが点滴チェックに訪れても目を覚まさず、わたしはトレーナーとデニムの着の身着のままでベッドに腰掛けたまま殆ど一睡も出来ませんでした。タイ坊の様子に悪い変化が起こらないよう、見張っていました(^_^;)
 
翌日は、朝7時から「お腹空いた~」を連発するタイ坊。そりゃ、昨日の朝食から24時間飲まず食わずですから。
 
「回診の先生いつ来るの~?ぼく、ほんとにお昼ごはん食べられるの~?(ToT)」
 
人間、お腹が空いてるとどんどんネガティヴに落ち込んでいきます。看護士さんの顔を見る度に先生がいつ来るのかを尋ねては落胆し、11時過ぎる頃にはひもじさに泣きじゃくり始める始末。
 
母も、こんなに我慢しているタイ坊の前で食堂へ行くことも出来ずに同じく空きっ腹でジリジリと待つ。
 
見かねた看護士さんが12時直前にお昼ごはんのトレーを運んできてくれて、歓声をあげるタイ坊(^_^;)
 
 
 
 
物も言わずにひたすらご飯を頬張る姿に、回診に来たお医者さんも、
 
「こんなに食欲があるならもう大丈夫ですね(^_^)退院です」
 
はい。容態が急変とかにならなくて良かったです!お世話になりました~(*^_^*)
 
それから退院手続きして、帰る間際の病院内で
 
「あれ、なんか薄ぼんやりした人がいる……」
 
と、誰もいない方を向いて「さようなら」とお辞儀をしてるタイ坊………(^_^;)
 
まぁ、頭打ったし……。
 
家に着いたら真っ先に、我が家の神棚に手を合わせて「ありがとうございました」とお礼をしていました……(*^_^*)
 
いや、本当に今回は色んな方々に守ってもらえたんだな~と、つくづく感じました。
 
そして、いつもの日常にも、
過信し油断しすぎても良くないし(自転車保険加入してなかった……(x_x))、慌てたり焦ったりしても、ロクなことにならないな~…と。
 
わたしは、
タイ坊が『取りに行ってくるね』
と家に戻ったときに
別に時間制限があるわけでもないのだから、
 
『じゃあ、家の前で待ってるよ。一緒に行こう』
 
そう言えるユッタリとした心持ちの人間を、目指したいと思うのですσ(^_^;。
 
(人より反応が遅い分、10倍早く準備や行動しなきゃならない……という、AC的《アダルトチルドレン》な思い込みを払拭しなきゃ……(>_<)ゞ)
 
 
 

 


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