今から四年前の2013年に、タイ坊は心理検査❨WISC-Ⅲ❩を受けました。

 
検査を受けた病院は、タイ坊が二才でマイコプラズマ肺炎で入院し、その後喘息を発症してから毎月かかりつけとしてお世話になっている総合病院です。
 
夏休みに受けたかったのですが、結局予約がとれたのが二ヶ月先の10月10日。所要時間は1時間半でしたが、本人の疲労も考えて学校は休み届けを出しました。
 
❨わたしも前年に別の大学病院で検査を受けましたが、肉体的にも精神的にも疲労がピークの時だったので終わったあとはフラフラ💫😵🌀になってました❩
 
WISC - Ⅲ は言語性・動作性IQ や群指数などを数値化し下位検査も組み合わせてグラフにしてくれます。その他に検査時の様子や取り組み姿勢、本人との会話で日常の生活の得意・不得意を判断していく内容になります。
❨おおざっぱな説明になってしまい申し訳ありません。知能検査の専門書までは把握が追いついていないのです( ;∀;)❩
 
わたしと離れて心理療法士の先生と一緒にルンタルンタ♪と軽い足取りで検査に向かう姿に、
 
「人見知りがまったくなくて良かった…」と、この時ばかりは思いました。
 
『笑顔で話しかけてくれる人は、みんな良い人』というタイ坊の認識力と警戒心の無さは、不安のタネになることもしばしばありますが…( ̄▽ ̄;)
 
そして検査結果は、言語性・動作性IQともに 年齢平均以上の力を発揮していることがわかりました。群指数も高く特に問題はなかったのですが、
 
下位検査の評価点において差が大きい部分がありました。
 
例えば、『Aと言えばB』というような答えがはっきりしている課題は得意でも、
 
『1つの答えだけでなく複数の答え』や、学習や興味知識から得たものではなく、『自分の言葉での表現課題』になると不得意だったり。
 
ものごとを柔軟に変化させたりするのが苦手で先走って行動してしまうタイプなので、失敗してしまうことも多い。…と。
 
まんま、その通りだと、わたしもウンウン(ー_ー;)
 
覚えるのは得意なので。
 
その場その場の対応を求めずに『事前に変化する部分を伝えたり』、毎日の行動を『ある程度パターン化し、それに乗っかって動いていく』方法もあり。
 
頭の中で整理しながらの行動が不得手なので。
 
『1つずつ何をすれば良いのか書き出す』と、その中で優先順位がわかり工程に沿った行動がしやすいかもしれません。
 
先生の話しを聞きながら、まるで自分へのアドバイスを受けてるような気持ちになりました(;^_^A
 
周囲の理解やサポートを得られるように、検査結果の説明つき書類を小学校へ提出できるように取り計らってもらえました。
 
日常生活の著しい困難という部分には当てはまらないとのことで、障害の診断はおりませんでしたが、
これから先二次障害に陥らないことを目的に、半年に一回の定期受診と、小学校の担任と支援学級の先生との連携で見守りサポートをしていく結果になりました。
 
状況的に何か大きく環境が変わるとかはありませんでしたが、はっきり目に見えてみんなの知識の共有に至ることが出来、それによる誤解もみだりに受けることが減るのなら、
 
検査を受けさせてあげられて本当に良かったと、思うのです。
 
 
そんな『佐藤さん』が一番衝撃を受けたのは、
タイ坊のIQ が遥かに自分を飛び越えていたことでした( ;∀;)
 
だって、ほぼ内容が類似してるテスト受けて、『面白くて簡単だったよ~』と。
 
 
トンビが鷹産んだ自覚は赤ん坊の頃からわかってはいたけど……と、自分の結果と見比べてひっそり落ち込んだのでした(;^ω^)
 
 
 

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