厳冬期の道東 (2012年1月) 前編 | 空の向こうへ ~社会人バックパッカーの足跡~

空の向こうへ ~社会人バックパッカーの足跡~

30代 妻子もちサラリーマンです
旅行記上げてます
かなり古いのもあります
ジャンル 一応国内旅行ですが たまに海外も行きます

2012年 冬 北海道道東

1日目 1月10日 大阪晴れ 札幌・旭川雪

約1年ぶりの北海道 
 仕事を終えたら早々と空港へ向かう予定が、職場の大先輩に飲みに行くぞと誘われ、時間ギリギリにふらふらの状態で空港行きの快速に乗ることに
 おかげで飛行機の中は爆睡でした…
 ほんま、うちの職場のおじ様方は元気だわ

 関西空港から約2時間で新千歳空港に到着
 いまいち酒は抜けきっていないが、北海道の強烈な寒さに当てられると少しマシになった気がする
 荷物を受け取り駅に向かう 今回流石にチャリは持ってきていないので移動時は大分楽だ まぁ 北海道の雪道をチャリで走る自信はないから持って来ていないのだが

 列車で旭川に向かう
 途中札幌で駅弁でも買おうかと思ったのだが、雪で遅れており時間がなかったためスルー 流石に腹減った…

 少し遅れて 旭川に到着

  
 降りた瞬間深呼吸したら寒すぎて咽るという不思議な現象に… 北国の寒さは尋常じゃないわ
 旭川に来たのは久々だが駅舎が新しくなっていて焦る… 気分は浦島太郎だ
 駅近くではイルミネーションが↓

 

 

 

 まぁ 男一人で見るものではないけれども…


 本日の寝床は駅前のホテル ついでにこのホテルも再開発に伴い 夏頃には閉館するらしい 安くていいホテルなんだが

 夕食に近くのラーメン屋へ

 旭川といえば醤油ですね

 
 2日目 1月11日 旭川雪 北見 晴れ 網走 雪

 朝早く起き始発電車で 宗谷本線を北上 

 

 
 我ながら暇人だ
 
 行ける範囲で一番乗降客が少なそうな駅に行こうと思い 東六線で下車
 
  

 

 
 防風林に囲まれた 板張りのホーム 小屋のような駅舎 中々の雰囲気だ
 
 ただ 何もないのでかなり寒い 

 次に来た列車で 旭川に戻る
 旭川駅で東六線からの運賃を精算したら改札の子がてんぱるというまさかの事態に… 一応旭川からの通勤圏内ではあると思うのだが…

 朝飯を買った後、特急オホーツクで網走へ向かう

 
 車内は空いているかと思ったのだが、意外なことに9割程度の乗車率 やはり冬場は多いのだろうか。
 しかし北見でほとんど降り 最後はガラガラだったけど

 途中、北見辺りは晴れていたのだが 東へ行くほど雲行きが怪しくなってくる
 網走の手前からは雪が舞いだす

 13時前に網走到着 旭川から約3時間半 中々の長旅だ
 
 しかしこの雪で遅れがないのは流石だと思う
  
 昼食をとるために街をぶらつく 少し吹雪いており寒い
 
 商店街のほうへ行くがめぼしい店もないので ガイドブックを見ると、「白いカレー」という気になるものがあったので、網走セントラルホテルへ まさかのホテルでランチです

 俺も バックパック担いでこんな所に来たのは初めてだわ…

 んで 出てきたのは↓
 
 適度にスパイスが効いて旨い

 ついでにデザート付き

 
 デザートついて1000円ちょっとだし中々良かった

 食後 どうしようか悩んだが 天気も良くなりつつあるので 一番行きたかった 能取岬へ 

 バスもないので タクシーで向かう 仕方ないが中々痛い出費だ

 約30分で到着 運ちゃんに帰りどうするか聞かれ 宿まで歩くと答えると やったら心配された
 寒いのと 少し距離があるのを除いたらどうって事はないのだが

 岬の先のほうへ 向かう↓
 

 
 だだっ広い雪原に立つ灯台

 雰囲気はかなりいい 

 

 
 ここから朝日を見ると最高だと思うのだが 現在-10℃以下 さえぎるものがなく吹きさらしという状況で 明日の夜明けまでいたら 俺の体温が気温に限りなく近づくという事態になりかねないので帰ることにする。

 


 本日の宿まで 7キロ弱の真冬のウォークラリースタート
 

 アイスバーンの道を静かに歩く
 

 幸いにも天気も良く 順調に進み 1時間半ほどで本日の宿「あら鷲」に到着

 

 
 長いこと 外にいたため肌が痛い…
 
 夕食後 翌日の宿を取ろうと電話をかけるが 網走~斜里沿線のユースホステルが軒並み休業中…
 流氷シーズンも近いというのに 今営業しないでいつ稼ぐのだろう…

 何とか予定より南になる清里町のユースが開いていたから良かったもの 今の時期は網走もオフシーズンなのだろうか

 続く