凛と咲き誇った花たちが揺らいで。
朝だと知らせる鳥たちの声が聞こえて。
少しそわそわした雰囲気を醸し出しながら、私はクラス分けの表をゆっくりと見上げた。
【2年3組 川野陽輝】
自分の名前よりも先に見つけてしまったその名前のあるクラスを眺める。
もしかしたら――――…
なんて淡い期待は虚しく崩れ、私が配当されたクラスは1組だった。
どんなに願ったって
恋の神様は私に敵意識を抱いているみたいで。
きっと私に、チャンスなど巡って来るわけない、と。
ほんとはどこかで、嘘であってほしいなんて我儘を思いながら
やっぱり最後にはショックを受けるんだ。
