1月18日
今日の朝は本当に寒かった。
震え上がった。
めざましテレビは今年、晴れの日としては一番の冷え込みと伝えていた。
ヤカンがガタゴト。
…インスタントのコーンポタージュがみるみる冷めて行く。
寒かった。
急いで靴をはく。
起きてから15分、白い息を汽車のように唸らせながら、電車の時間に追いつこうとしていた。
地面は文字通り凍りつき、靴をはいていてもその冷たさが伝わる。
電車…第二の寝床は重々しい音を立てて煙は吐かずに走り出した。
目が覚める。
すると、何やらケミカルなニオイのする地下室らしき場所にいた。
目に入った、部屋に入るとフィルムの缶がたくさん山積みに。
なんだかわからない機械がいっぱいあった。壁にはいろんなグラフや注意事項の書かれた張り紙。
そのうち人がたくさん入ってきた。話しことがある人、全然話したことがない人、たくさんいた。
一緒にフィルムの作業することになった。
フィルムに変な光を当てたり、液にいれたりして、理論的なことはなんだかさっぱりわからなかったけど、作業は楽しかった。
本当に心から楽しかった。
フィルムが温かく感じた。
懐かしい感じがした。
ある人が壁にあったようなグラフを書き始めた。そのグラフは映画を作る上でとても重要なのだという。よくわからなかったけど、ここはどんなところでどんな人がいるのかだんだんわかってきた。
体が揺れていた。
電車の中はまだ温かった。
外はどんどん寒くなって凍りついて行くように見えた。
握っていた携帯が鳴り出した。
最近よく喋るようになった人からの電話だった。
告白された。
どうしたらいいのかわからなかった。
ついこの前違うひとから告白されたばかり。
一度大きく息を吐き、携帯を握ったまま温かいところにいるのか寒いところにいるのかもわらなかった。
携帯から震えがだんだんと頬に伝わるのがわかった。
「一緒にフィルムを温かくしよう。」
地下室にいた。
