海外赴任先で突如クーデターに巻き込まれ、全国民から命を狙われる羽目になった外国人一家の逃走劇を描いたスリラー「クーデター」が、9月5日より新宿バルト9ほかにてロードショーされるので紹介。
http://www.coup-movie.com/

言葉も通じず土地勘もない異国で生き残りを懸けて逃げ惑う極限の緊迫感を、「デビル」(エレベーターのほう)のジョン・エリック・ドゥードル監督が活写。

家族を守るため奔走する主人公に「ミッドナイト・イン・パリ」のオーウェン・ウィルソン、主人公一家の手助けをする旅行者を5代目ジェームズ・ボンドとして知られるピアース・ブロスナンが演じる。


仕事の関係で東南アジアの某国に家族と一緒に移り住むためにやって来たジャック(オーウェン・ウィルソン)だったが、到着した翌朝にクーデターが発生。

暴徒により外国人が次々と殺害されていく中、滞在先を襲撃されたジャックは妻子を守るため、安全な場所を求めて逃げ回る。

現地で知り合った旅行者ハモンド(ピアース・ブロスナン)の助けで何とか命拾いしたものの、思いも寄らない現実が彼らを待ち受けていた。

クーデターが起きたのは、ジャックの水を販売する会社を受け入れを拒否したから。ホテルには歓迎の顔写真入りの垂れ幕が飾られていた為にモロに狙われる。
ホテルの屋上から隣のビルに飛び移り、現地の服に着替えてアメリカ大使館を目指すが、大使館は既に占拠されていて、ハモンドに助けられながら、隣国へ逃げようとする。

こういう作品に、必ずと言っていいほど使われるのはタイ王国。タイは、お金を出せば警察から軍から何でも貸してくれて、とても強力的です。 103分