10月25日(水)~10月29日(日)

LinQを卒業したメンバーにより新しく立ち上げられたパフォーマンス集団「トキヲイキル」による演劇旗揚げ公演「小さなカフェの片隅から」、全9公演を観劇してきました。ちょうど夏休みをそこに設定していたもので平日もフル観劇です←演劇に合わせたともいうw
とはいっても、8回観劇特典の公開ゲネプロは観てないんですけどね。ガスメーターの取り換えと玄関扉枠の塗り替えに立ち会わなきゃいけなかったので。

というわけで、9回見た感想などを少し。



◆出演者
IQプロジェクト
 トキヲイキル:岩本琴音、桃咲まゆ、原 直子、岸田麻佑、大庭彩歌
 浅井いろは(BudLaB)、井上真里奈(元いちご姫)、一ノ瀬みく 
natsuko(KANIKAPILA)、前原未晴、壇世理奈、藤松宙愛
  
日替わりゲスト
 新木さくら(LinQ)、海月らな(LinQ)、山木彩乃(LinQ)、桜愛美(LinQ)、坂井朝香(LinQ)、
 落合涼香、太田江莉奈、高宮澪(BudLaB)



正直な話、最初は全く期待していませんでした。
トキヲイキルメンバーで舞台経験があると言えるのは座長のきしまゆくらい。
ももまゆは数回出た程度。
おおばちゃんはLinQの映画に出演してましたが、言い方は失礼だけど所詮「アイドル映画」。演技力がどうこう言えたレベルだったとは思ってません(1回しか見てませんけど)。
直子さんも同じ映画に一瞬出ていた程度。テレビではリポーターとしての活動もありますが、演技に関しては全くの素人。
こっとんは直前に映画の主演が決まって東京での撮影を終えての参加。演技はその映画が初だったと思いますし、練習が始まって数日過ぎてからの参加というハンディまであります。

他にもLinQレジェンドの一ノ瀬みくさんもパチンコ番組には出てますが、演技は初心者。元バレーボール部ですし(^^;;
ゲスト出演者もLinQを含めてアイドルだらけですし、初心者ばかりで期待するのも・・・。


ベストホールに行くと、入り口はいつもの後ろではなくサイドから。入り口にはちゃんと光除けの壁が設置されていて、普段のLinQライブとは趣が違います。前2列がS席で26脚ほど。残りが自由席。前後の間隔が広く取られていて、後ろの壁まで席が並んでいます。全部で100席足らず。後ろの20席は関係者席で、日にちによってはS席にも関係者席が設定されてました。なので、有料入場者は80人くらいでしょうか?連日、ほぼ満席になってました。

ステージ上には立派なカフェのセット。カウンターや飾り窓も付いていて本格的です。これだけでもワクワク感が止まらない。


開演10分前に出演者による前説。初日はももまゆとみくさん。役柄に合わせた掛け合いをやってるのですが、初見なので観客全員がぽか~ん・・・って感じ。
「初心者ばかりなのでハードルを低~~~くしてご観劇ください」って床に手をつくほど低いハードルを見せてます。やっぱり期待しない方がいいかな?(^^;;


開演時間になって、演劇がスタート。
まずはももまゆの「棒読み」をする演技で大笑い。

しかし、そこからは全メンバーの熱演にどんどん引き込まれていきます。
マイクが無い地声でも声がよく届きます。

演技開始からしばらくすると、楽曲「デキる女」が流れてトキヲイキルメンバーによる歌が。
ミュージカルみたいになるのか?って思っていたら、これが出演者紹介というテレビ的な演出。実に見事にはまってました。

ここからが本編のスタートといった感じ。
生き別れになった姉を探すおおばちゃんパート、旦那の浮気調査を依頼しているゲストとももまゆのパート、彼氏からのプロポーズをなかなか受け入れきれない直子さんのパートと、3つのパートが絡みながら進行していきます。
カフェ「フィゴーナ」の名物料理「ナポリタン」の隠し味がキーになっていたり、しっかりと練りこまれた脚本でした。
悪役との格闘シーンでもトキヲイキルの生歌を上手に使ってましたね。

生き別れた姉と再会できたおおばちゃんということで、ハッピーエンドで笑って終わりかと思ったら、最後は直子さんの結婚を後押しするという感動のシーンへ。9回見て9回泣きました。わかっているけどきしまゆの演技で毎回泣かされるという。


想像の遥か上を行く出来でした。喜劇という割には笑いは少なかったのですが、しっかりと感動させていただきました。
というわけで、5日間、9回の観劇。大満足!!!期待してなくてごめんなさい!

とても素晴らしかったです!また見たいです!!



細かな感想は徐々に上げていきたいと思います。

次回、トキヲイキルとしての2回目公演は4月だそうです。その時は転勤してるだろうなぁ。見に行けるかな?