~MCとは?~

master of ceremonyの略。司会者の意味。

転じて、ライブ時の曲と曲の間でのオシャベリを指す用語としても使われる。




最近のLinQ公演は歌と自己紹介のみ。
たまに宣伝はあっても、ネタとしてのMCはほとんどありません。

で、なんていうかね・・・私にとっては楽しくないんですよ。


前回、観に行ったLinQ公演で、原直子さんが

「ライブに同じものはない。だから、今日のライブを楽しんでください!」

と言ってましたが、あまり違いが印象に残らないんですよね。

確かに、最近は遠征が多いから出演メンバーの組み合わせも毎回変わってます。
セットリストも固定ではありませんから、メンバーがいろいろ考えて組み合わせてます。
自己紹介だってひねりを加えてくるメンバーはいまし。

でも、印象に残らないんですよ。


LinQの基本はセンターをゆうみん・もえぴーの二人、他はある程度マイク持ちとダンサーとに分けて2分割、1日2回の公演で全員出演って感じなのですよね。
遠征で抜けるメンバーの代わりはほぼ同じポジションの子が努めるって感覚があって、誰が抜けようが安定したパフォーマンスを発揮できる代わりに、マイクを持ってる子はいつも同じ。ダンサー役もいつも同じ。

さらに言えば、みんな声質が似てるから、誰がマイクを持って歌ってもボーカルが変わった印象が全くない。

なので、曲だけの公演だと印象が薄すぎて何も心に残らないというか(言い過ぎですが)。



「対バンではMCなんてないだろ?!でも心に強く残るぞ!」

なんて言われるかもしれませんが、それは選抜メンバーとして選ばれた子がLinQの名前を背負って出てきてますから、気合いも十分だしパフォーマンスも凄い。
何より、他の出演者に煽られて観客のノリも凄いから印象に残って当たり前なのです。


普段、何気なくやっている通常公演でいかに自分を印象づけるか?
マイクを持ってソロパートがあるとか、センターで目立ったことができる子ならよいのですが、それ以外の子はどこで自分を押し出すことができるのでしょうか?

これまではMCがあったので、MCで自分を表現することもできたと思うのですが、端っこや後ろで踊ってるだけの子はなかなか難しいと思います。
 #といっても昔からMCに出られない子もたくさんいましたが(^^;;

見た目が可愛い子はステージにいるだけで目立つけど、性格が可愛い子は話とか聞いてみないとわからないですからね。
物販があるから話はできるしMCはいらない!って考えもあるのですが、MCで聞いた内容が物販のネタにもなるし、その子のところに行くきっかけにもなりやすいと思うし。

秋葉原の5人公演ではMCもやってるみたいなので、ベストホールでも復活させて欲しいところです。



で、MCの面白さといえば、老舗のHRさん。
こちらはLinQとは違ってセットリストは固定。
メンバーも正規生優先で、研究生が入れ替わりで出演という感じ。
  #最近は遠征が多くて、若葉組なのか正規なのかわからない公演が増えてる気がw

でも、MCに関しては1公演に4回もあります←ここ重要!
基本は衣装替えのための繋ぎなのですが、4回もあるので基本は全員参加!
3~4人でのMCで、全員がマイクを持って話すのでその子のことがなんとなくわかってきます。

さらに、ユニット曲が3~4人体制。ほとんどの曲でソロがあるので、一人一人の歌声までわかるという素晴らしさ。
いつも出ているメンバーでも「今日は声の調子が悪そうだな?」とか感じられるし、これこそがライブ感なんじゃないのかな?って思ってしまいます。

一人一人の顔が見えるライブ。これこそがアイドルに求められるライブじゃないのかな?
 #HRの場合、個性的な声をした子が多いから、CDでも誰が歌ってるパートかわかったりしますけどw



さてさて、皆さんはMCが多い公演と少ない公演、どっちが好きでしょうか?
私はこのままどんどんとHRへのシフトが大きくなっていきそうな予感がするのですがw