切れ角について【V.I.Aナックル】 | HIKOtechのひこてつです

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こんにちは!

 

 

 

ヒコテックのひこてつです。

 

 

 

 

 

ヒコテックから発売予定のV.I.Aナックルですが、

今回は切れ角について!

 

 

 

 

キャスター角とキングピン角を減らすことで、

かなりの切れ角が確保できます。

 

 

 

 

 

 

 

両側とも90°近くきれちゃってますね爆  笑

 

 

 

 

画像でいう手前側。左側のタイヤ、こっちが切れない車が多いですよね。

 

それは、ステアリングタイロッドとナックル本体が接触するのがほとんどの原因だと思います。

キャンバー角を増やしたり、キャスター角を増やしたりすると、より接触しやすくなるんですよ。

 

ReveDさんのRDXとかはナックルが一般的なRCカーと上下逆になっているんで、この辺の接触を回避できるようによく考えられてますよね!

今後はこのつけ方が主流になると思います。

 

もちろんV.I.Aナックルもハブハウジングを上下逆に取り付けられますので、どちらでも使えますよ。

 

 

 

で、キャスター角とキングピン角を減らすだけでは、まだ足りなくて、

接触する箇所をガバっと削り、ハブハウジングを外にオフセットさせました。

 

 

これによって、スクラブ半径を極限まで減らしたい人はオフセット5などの少し浅めのホイールを履いていただく必要がありますが、

90°切っても接触しにくくなりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

切れ角が90°付近になると、ワイパーやスライドラックで引ききれなくなる問題も、正トレールで緩和されます。

 

どの角度でも常にキングピンがタイヤを引っ張っている状態で走っているので、車の慣性の方向にカウンターが向き安定しやすいです。

 

さらに、

ガタの分で勝手に一番スムーズな方向にカウンターが向くようになるので、多少のアッカーマンのずれやバンプ変化もあまり影響を受けなくなります。

 

 

 

この正トレールにいいイメージがないかたのほとんどは、トレールゼロと正トレールがどっちも試せるナックルだったからではないかなと思います。

 

タイロッド取り付け穴とキングピンとの距離である程度の切れ角が決まってしまうんですが、

トレールゼロと正トレールがどっちも試せるナックルの場合、正トレールになる穴を使うと、タイロッド取り付け穴とキングピンとの距離が遠くなって切れなくなってしまうんですよ。

 

かといって正トレールオンリーなドリフト用ナックルは見たことがないです。

 

 

で、このV.I.Aナックルだとなんでそれができるかといいますと、

キングピンとタイロッド取り付け位置の関係はずっと一緒だからなんです。

 

トレールを移動させてもそこの関係性は変わりません。ホイールベースは変わるけど。

 

さらに、今後発売予定の角度の違うハブハウジングに交換したとしても、切れ角やアッカーマンは変わることなくインクルーデッドアングルを変更することができるんです!

 

 

 

 

 

 

最後に!

インクルデッドアングルとかキャスタートレールとか、いろいろ書いてきましたが、

とはいえ一般的ではないセッティング。受け入れられない人がいることも承知の上です。

 

でもこのナックル、

ハブハウジングが別体なので、

インクルーデッドアングルを+3°(キングピンアングル3°)の方向で取り付け、

トレールも0mmで使えば、

 

ただただめちゃくちゃ切れるキングピンアングル3°のナックルとして使うこともできてしまうんですあせる

 

全然それもありと思いますが、いろいろ挑戦してほしいですね爆  笑

 

 

 

 

 

 

こちらのV.I.Aナックル

現在、生産調整中ですが、工場の生産能力的にまとまった数がいつご用意できるのかまだわかっていません。

 

すべて検品して梱包して、

生産予定数が準備できしだい発売日の案内をさせていただきたいと思います。

 

現時点では、入荷日が未定の状態でもご了承いただける方のみ予約受付している状態です。

よろしくお願いいたします。