「荒木村重の下克上」アマゾン電子書籍・グーグル・プレイ電子書籍・楽天ブックス電子書籍・角川・BOOK★WALKER、電子書籍紹介」
荒木村重(1535~1587)安土桃山時代の武将。先祖は丹波の波多野一門という。父義村の頃より摂津国池田に住み、池田城主池田勝正に属したが池田家の内紛に乗じて勢力を強め、やがて「中川瀬兵衛らと池田21人衆を形成して主導権を掌握。1571年(元亀2)茨木の茨木佐渡守や高槻の和田惟政らと白井河原に戦って茨木城を奪い、近郷に威を振るった。1573年(天正3)足利義昭と織田信長と不和に際して信長に従い、功により摂津国一国の支配を任され、従4位下摂津守に叙任された。その後は信長の播州・紀州攻略の主力として功績があったが、1578年讒言により信長に怒りを買い、やむえず本願寺・毛利氏と通じて本拠伊丹有岡城に立て籠もって信長に背いた。籠城10カ月ののち、毛利を頼って安芸に逃れ、後に尾道に住んだ。かつては千利休に茶の湯を学び、晩年は境に住み茶の湯を持って豊臣秀吉に仕えた。