◆2023年の10行振り返り
- 新規事業の立ち上げにコミットした1年で、職種(PdM)の枠を超え、起業家マインドの醸成と、顧客起点のモノ作りの楽しさを感じられた。
- スペシャルティコーヒーの沼にハマり、インドネシアのコーヒー農園で豆の収穫から抽出までの解像度を上げ、生涯をかけて向き合える趣味ができた。
- 結婚式にたくさん行って、人と人との繋りがこんなに幸せを感じられることだと改めて実感し、身近な人を大切にしようと改めて思えた。
- BREAK8(次世代経営幹部候補育成プログラム)に参加し「素直でいい人からの脱却」「個→組織への向き合い」「自分の小さな箱の中からの脱出」など、スタンスが変わった。
- 起業家、スタートアップ〜大企業まで他の企業の方々とたくさん交流し、市場に対して自分の立ち位置を相対的に把握できて、再熱した。
- 全社表彰でベストプレイヤーを受賞し、身の丈以上の視座、責任感を持つことができた。
- 本「DIE WITH ZERO」「BUILD」が良かった
- ドラマ「ユニコーンに乗って」が良かった
- 映画「最後まで行く」が良かった
- カフェ「Nadoya no katte 」が良かった
◆事業責任者とは自分の中に「経営者」と「あらゆる役職」を共存させること
2023年は新規事業の立ち上げにコミットし、事業責任者/PdMとして1年間走ってきました。
これまで事業責任者のイメージは、事業の上流の部分を担って、戦略設計やマネジメントをやるものだと思っていました。
なので、これまでのスタンスとしては「設計>実行」「上流>下流」でしたが、それだとダメなことに気づき、「設計も実行も泥臭いことも、時と場合によって自分を使い分けられるようにする」ことを学び、体現できるようになりました。
例えば、この1年は以下のようなことをしてました。
プロダクトマネジメント、プロジェクトマネジメント、組織マネジメント、オンラインセミナーの講師、ユーザーインタビュー、営業、事業計画の作成、コンテンツ制作、CRM、カスタマーサクセス、コミュニケーションデザイン、コミュニティ運営、データ分析… etc
午前中はユーザーインタビューして、昼にプロダクトマネジメント、プロジェクトマネジメント、コンテンツ制作して、夜はオンラインセミナーの講師をして、また上流視点に戻って明日の指針を決める設計者になるなど、数時間おきにやる事のレイヤーが変わります。
その中で感じたことは、
事業責任者とは自分の中に「経営者」と「あらゆる役職」を共存させること
が大事だと感じました。
- 資源を戦略的に分配できる経営者であること
- 圧倒的なプレイヤー(実行者)であること
- ビジョナリーなリーダーであること
- ユーザーにとって親しみやすいCSであること
- 組織力を上げられるマネージャーであること
このように、経営者の視点から、自分はこの時間やフェーズにおいてどのような役職に全うするべきなのかを判断し、それを忠実に体現する人であるべきだと思います。
◆身の丈以上の経験を早期に行い、記憶の配当で幸福度を上げる
これは、「DIE WITH ZERO」という本を読んで、実践してみて良かったことです!
これまでコーヒーは、眠気覚まし、なんとなく美味しいからという理由で飲んでいて、自分のルーティンとして根付いていました。
このまま、何の変化も無く毎日コーヒーを飲んで、人生を終えるのはもったいないと感じ、インドネシアのコーヒー農園で豆の収穫から抽出までを行う経験をしました。
その経験はその時の幸福だけではなく、時間が経過すると共に「記憶の配当」として日々に還元されました。
例えば、豆にこだわり毎日のコーヒーがより楽しくなったり、カフェの店員さんと農園に行った話で盛り上がったり、家族がコーヒーに関心を持つようになったり、たった一つの経験が副次的に良い経験へと還元されました。
これからも、人生かけて長く楽しむであろうものは、早期に身の丈以上の経験をして、記憶の配当を受けられるようにしていきたいです!
(食・筋トレ・ワイン・日本の文化/歴史、あたりが興味あります!)
◆2024年の抱負
①起業家精神を持って、事業に熱狂し、事業成立をさせる
2024年は、事業として勝負の年なので、これまで以上に事業に熱狂し、起業家精神を持って、自分自身の成長、組織の成長を加速させ、事業を成立させることをやり遂げたいと思います。
②好奇心を持って、意図的に現状を破壊する
3年も同じ環境で生活や、仕事をしていると、どんどん自分の型にハマってきてくる感覚があるので、意図的に現状を壊して、好奇心を持って新しいものを取り入れていこうと思います。
③1人の時間をしっかり確保し、自分だけの物の見方、哲学を養う
ChatGPTに聞いても返ってこないような、自分だけの物の見方や考え方を養おうと思います。