アフリカの国々を巡る旅番組での出来事で、路線バスに乗った際に事故に遭遇した映像がリアルに映し出されていた。




アフリカと聞けば貧しい国がまだまだ多く日本のインフラとは比べものにならないくらい整備されていない状況である。




幸いにも事故では死亡者や大きな怪我人は出なかったのですが、バスは自力では走行できなくなり途方にくれる事態に。




まず日本だとすぐに救急車や警察が到着し、その後の乗客の輸送なども行われ、色んな保証問題に発展しニュースにも取り上げられるでしょう。





その国で起こった事は、まず誰一人怒る人がいなかった。




誰ひとり怒る人がいない事に疑問を抱き現地の人に尋ねたところ怒ったら解決するのか?と返されていた。




それどころか乗客皆んなで交通整理などを行う場面や食べ物を分け与える場面、困っている人を助けようという場面がすごく多かった。




代わりのバスも到着するはずもなくみな各々でこの後どうするかを考えいた。




その場で野宿して車が通るのを待つという人もいれば、近くの街まで歩こうかという人もいたり様々。




とにかく運転手を責めたり怒りを表す場面はいっさいなかった。




なぜなら怒っても仕方ないから。

怒ってもなんの解決にもならないから。




もし日本で事故が起こりその場に乗客を置き去りにされるとどうなるでしょうか。




まず運転手を責め立て、怒り狂う人があいつぎ、やれ保証だのと混乱し、その後どうするかも携帯や人頼みになることが予想される。




もちろん環境や文化の違いでこのような違いが生まれるのですが、アフリカの人達のたくましさや怒ってもなにも意味がないという価値観が本当に素晴らしく感じた。




同じ人間なのかと思うほど違いを感じ、果たしてどちらが貧しい国なのかと疑問に感じるほどおおらかな人達が多く、とにかく良い人達ばかりだなという印象でしかない。




人の価値は様々ですが、そこに映っていたアフリカの人達は皆優しく、他人を責めたりしない寛容な人達ばかり。




貧しい国だからといって心も貧しい訳では当然なく、日本みたいに豊かな国だからといって心も豊かとは限らない。




経済的に貧しいアフリカと豊かな日本、どちらの人々が幸せかと問われると答えは出ない。




アフリカの人達を見習い、お金がなくても心が豊かな人になりたいなと感じました照れ




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