プログラミング言語 perl で扱われる変数には、3つの種類があります。
(1) スカラー変数、(2) 配列変数、(3) ハッシュ変数 の3つです。
今回は (1) スカラー(scalar)について、
言葉の意味を考えてみます。
「スカラー」は高校の数学で「ベクトル」を学んだ人は聞き覚えのある言葉だと思います。そのスカラーです。
意味は「向きは問わず大きさだけをもつ数量」で、ベクトルなどと区別する意味で使われる、とのこと。
しかし、それ以外の分野ではあまり見かけない言葉なので、意味がつかみにくい言葉です。
そこで、例によって、ことばづらを手掛かりにその意味を掘り下げてみたいと思います。
scalar のイングリッシュ語の発音はスケーラーですので、scale に接尾辞 -ar が付いたものでしょう。
スケール(scale) は「目盛り、物差し」の意味で、 -ar は -er の異形ですから、scalar は「物を計るための者」というような意味と考えられます。
よって、スカラー(scalar)とは「計測用として使われる数値」のことだと考えれば良いでしょう。要するに、特別な数ではなく普通の数のことです。
(プログラムの記述の中で、スカラー変数の先頭には記号「 $ 」が付いています。)
(1) スカラー変数、(2) 配列変数、(3) ハッシュ変数 の3つです。
今回は (1) スカラー(scalar)について、
言葉の意味を考えてみます。
「スカラー」は高校の数学で「ベクトル」を学んだ人は聞き覚えのある言葉だと思います。そのスカラーです。
意味は「向きは問わず大きさだけをもつ数量」で、ベクトルなどと区別する意味で使われる、とのこと。
しかし、それ以外の分野ではあまり見かけない言葉なので、意味がつかみにくい言葉です。
そこで、例によって、ことばづらを手掛かりにその意味を掘り下げてみたいと思います。
scalar のイングリッシュ語の発音はスケーラーですので、scale に接尾辞 -ar が付いたものでしょう。
スケール(scale) は「目盛り、物差し」の意味で、 -ar は -er の異形ですから、scalar は「物を計るための者」というような意味と考えられます。
よって、スカラー(scalar)とは「計測用として使われる数値」のことだと考えれば良いでしょう。要するに、特別な数ではなく普通の数のことです。
(プログラムの記述の中で、スカラー変数の先頭には記号「 $ 」が付いています。)