ひこねば・市民活動まつ~防災編~たすか~るアドベンチャーワールド報告 | ひこね市民活動センター活動記

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ひこね市民活動センターの活動、地域のイベント情報などをお知らせします。

3月2日(土)、ウィズにて

「ひこねば・市民活動まつ~防災編~」

たすか~るアドベンチャーワールド

を開催しました。

約250名の方に来場頂きました。


ご来場頂いたみなさま、ご協力・参画頂いたみなさま

ありがとうございました。


当日はいろいろな展示・体験などがあり、

長くなりますが紹介します(順不同)ビックリマーク


まずは、午前中、屋外駐車場にて

消防の方による「起震車体験」

雪の舞う中でしたが、約20組が体験されました。
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ウィズ体育館では市民活動団体が専門性や特徴を生かし、

さまざまな企画がされました。


「ダンボールを敷いて避難所体験」

大工さんに教えてもらったという

ダンボールを使っての仕切りができあがりました。

うまく使うと簡単に仕切りができて、暖かい。
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「滋賀県立視覚障害者センター」


災害が起きたときは、メガネやコンタクトがなくなり

弱視者になる方が増えるそうです。

ブースではいろいろな便利グッズやしゃべるパソコンなどが

展示されていました。

これは2人で入れる傘です↓
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オセロもありました(黒い面にでこぼこがついてある)。

私はアイマスクをして視覚障害者の方と対戦しました。

よくわかったのが、目が見えないと全体像がつかめないということ。

(お互い全体像がつかめないのでオセロは難しかった!)

視覚障害者の方に避難所の説明をするにも、

全体像がわかるように説明しないといけないと思いました。


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「手話サークルリンクス」

聴覚障がい者とコミュニケーションをするのに

いろいろな方法があると教えてもらいました。


口の形を読み取る口話(こうわ)を体験しました。

口の動きだけでは読み取れないけど

身ぶりを入れると確かにわかりやすかったです。

例えば「ふとん」と「うどん」など。
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「手話サークル指音」

災害バンダナの紹介をされていました。

このバンダナは、手話ができる人は「手話ができます」、

耳が聴こえない方は「耳が聴こえません」という

意思表示ができるものです。

後ろから声をかけて反応がなければ、

前にまわって話しかけることも大事です。
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「災害時外国人サポーター」

いろいろな言語での外国語表示、

やさしい日本語をすすめておられました。

中地区公民館ではすでにトイレの表示が外国語表記になっているとのこと。

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そして、外国人サポーターの方が独自で

外国人の方にインタビューされた内容も発表されていました。

日本人ではあたりまえのことでも、外国ではそうではないということを

改めて知ることができました。

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今回のイベントチラシでも

外国語表記でお世話になりました。



「NPO法人NPOぽぽハウス」

ぽぽハウスさんでは、南彦根の施設と

ハピネスひこね(指定管理)でみんなで

ラジオ体操をされています。


ラジオ体操だったら高齢者から子どもまで

知っているのでみんなで体操できます。

それをこの会場でもして頂きました。

寒かったですが、心も身体も温かくなりました。

もし、災害が起き、避難所生活になっても

みんなでラジオ体操すると気分転換になるかな。

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「NPO法人日本防災士会

滋賀県支部湖北・湖東ブロック」


彦根の断層の展示、家具の転倒防止方法などの展示、

防災クイズなどがありました。
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「お母さん支援休み処 結」
東北に行ったときに撮影された写真や

原子力防災についての展示がありました。
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「サラン彦根」

清掃活動など活動紹介をされていました。
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「リサイクルステーション」

リサイクルステーションに集まった着物や綿で

防災頭巾(普段はざぶとんとして使える)

を作って紹介されていました。
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「富之郷里山クラブ」

富之尾での活動紹介をされていました。
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「おうみこっとん夢つむぎ」

機織りや糸つむぎの体験をされていました。

東北での綿を使った活動(他団体)の紹介がありました。
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屋外別会場では、

雪の舞う中、「火おこし・サバイバル調理」が行われました。

やっぱり火は暖かい!ありがたい火でした。

おうみ木質バイオマス利用研究会(OMBK)
NPO法人Linksが担当でした。

OMBKによる火おこしレクチャーメラメラ
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竹ごはん、炭火で40分ぐらいかかりますが、

うまくたけました。

(竹は雨壺山護林会提供)
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空き缶ごはん
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アルファ米はお湯を入れて20分。混ぜてます。
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ウィズ本館ではカフェや講演がありました。


「NPO法人サタデーピア夢工房if」

温かい飲み物はホットします。
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「ISAPS」の写真展示と合わせてホット一息。
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「ウィズ」による防災に関する図書コーナーもありました。

キッズコーナーでは消防から借りた

子ども向けのビデオもかけました。
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「NPO芹川子育て部門」

民話の語りと手遊び歌をしているところです。


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「CBTを学ぶ会」

災害ストレスについての講演でした。

私はゆっくり聞けなくて残念でしたが、

参加者の中から、東北に行く前に知っておきたかったと

いう感想がありました。東北に仕事で避難所などに行き、

帰ってきてからすごくイライラしたということがあったそうです。

それも当たり前、起こりうるストレスなんだと知れてよかったとのことでした。
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谷田寛次さんによるインターネット活用のお話。

こちらも私はゆっくり聞けなかったのですが、

災害時には文字だけでなく動画を使うことで

安心感を持てたり、臨場感が伝わるのでは

というお話が最後にありました。
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フィナーレは体育館で、

「天父報恩鼓」の踊りがありました。

サラン彦根・天父報恩鼓さんは

台風12号被害のあった和歌山で

ボランティア・演舞もされました。
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「ラブバード+盛り上げ隊小江戸実感劇団+チンダンバンド」のコラボ

最後は「上を向いて歩こう」をみんなで歌いました音譜
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今回、改めて市民活動団体の専門性・知識などを

知ることができ、団体さんからいろいろ

勉強させて頂きました。


これからもそれぞれの特徴を生かして

より住みよい町になるように活動できればと

思いました。


みなさま、ありがとうございましたニコニコ


3月2日の様子は

くらしsafety彦根ガイド 、各新聞などでも

取り上げて頂いています。ありがとうございました。


事務局 山名