昨日、ちょっといいことがありました。
職場にいる利用者さんに
「最近見ているドラマある?」
ときかれたことです。
働き始めて最初のころは仲良くなろうとしていろいろ話しかけたりしたものでしたが、静かに過ごすのがお好きなようで、最近はあまり雑談はしませんでした。でも私が休職していることや最近の体調についてはきいてくれて、なんとなく心配してくれているようでした。
それできのう、いつものようにケアをしていたら、ふと、「見てるドラマある?」ときいてくれたのです。私はもちろん「大河ドラマ!欠かさず見てます。」とこたえました。ちょっとうれしかった。
それでも一日が終わるころにはなんだかため息ばかりつくようなかんじで帰ってきました。
家に帰って、何もやる気がしなかったけど、魯迅の「藤野先生」という短編を読みました。ほんの10ページの短いお話です。魯迅の思い出話かな?
ふとんに入ったら、ドラマのこときかれたのと、魯迅の短編が思い出されて、なんだか気持に元気が出てきました。
このところ、日記をつける気力もわかない日々でした。仕事がやっぱり思うようにできない。もともとそんなにできるわけじゃなかったけど、何かあってもこんなに動揺しなかったなーと思う。
でもまあ、しかたないです。積み重ねていきます。
「シャンハイムーン」は若いころよく読みました。魯迅が日本に留学していたころを舞台にした戯曲だったかな。これで魯迅を読んでみたいとおもったきっかけになった本でした。