これから読んで頂く方は参考にして下さい。

やまねさんから、「スーパー糖質制限中のHbA1cの揺れ」 についてコメント・質問を頂きました。
HbA1cが5.9~6.0%とのことですが、それくらいの揺れは普通にあります。
私も5.6~5.9%くらいの間で揺れています。

血糖値に与える影響は勿論、糖質摂取が圧倒的に大きいのですが、ストレス、睡眠不足、寝過ぎ、感冒、感情の揺れなどでも血糖値は上昇します。

次にHbA1cの分析をしてみます。
実は、HbA1cは、糖尿病コントロールの指標として一般的に使用されていますが大きな欠点があります。

HbA1c検査の弱点は、食後高血糖を見逃すという点です。
HbA1cはあくまでも平均血糖値を反映しているだけなのです。

例えば食後の血糖値が200mg/dlを超えていても空腹時の血糖値が50~60mg/dlだったら平均血糖値としてのHbA1cは、6.2%未満となる可能性があります。

つまり、糖質を普通に摂取して、食後高血糖と空腹時低血糖とを生じ、血糖変動幅増大を招いていても見かけ上は、HbA1c:5.9%とか、コントロール良好にみえることがあるのです。

しかしこのようなHbA1cは、
食後高血糖が存在し、血糖変動幅が大きく「酸化ストレスリスク」となる「質の悪いHbA1c」です。

これでは、動脈硬化を予防できません。

『食後高血糖』『空腹時低血糖』『血糖変動幅増大』
はいずれも、活性酸素を発生させて『酸化ストレスリスク』を生じて、合併症の元凶となります。

一方、スーパー糖質制限食実践中のHbA1c、酸化ストレスりすくのない「質の良いHbA1c」です。

すなわち、質問のHbA1c5.9~6.0は、質の良いHbA1cなので合併症の心配もなく安心できる数値なのです。

HbA1cの正常値は<4.6~6.2%>ですから、数値は正常範囲ということです。

以下は、日本の糖尿病患者さんのHbA1cの平均値の年度別推移です。

2008 7.18%
2009 7.23
2010 7.18
2011 7.09
2012 7.09
2013 7.00
2014 7.06
2015 7.04
2016 7.04%


意外にHbA1cの平均値は悪くないです。

一方、毎年新たに糖尿病腎症から16000人以上の人工透析
糖尿病網膜症から3000人以上の失明糖尿病足病変から3000人以上の下肢切断
といった、合併症は減っていません。

この実態の原因は、日本の糖尿病患者さんのほとんどが従来の糖尿病食(カロリー制限・高糖質食)を摂取しているため「質の悪いHbA1c」に陥っているからと思われます。

これに対して、スーパー糖質制限食実践なら、食後高血糖はなくなり、血糖変動幅増大もなくなりますので達成されたHbA1cは、「質の良いHbA1c」であり、動脈硬化の予防ができます。

*投稿者の一言、私のA1cの揺れ幅は7.4から8.3です。朝血糖値は100ml/dlから160ml/dlところがA1c測定器は30ml/dlの誤差が有りますので鵜呑みにしない注意して下さい。
半年で数値の揺れは「糖質制限の是非」ですね、200ml/dl以上の傾向でしたら薬併用して先ずは血糖値を下げて下さい。
合併症は度合いによっては元に戻らない、いかに発症を遅らすか、無くすかです。




高雄病院

・糖尿病ケトアシドーシス

(高血糖SGLT2阻害薬注意)

・ワクチン副反応(症状)

・熱中症(脱水症状)

上記内容を気をつけて、糖質制限の食事が必要です。(医食同源)参考にして下さい。


2型糖尿病治療療養中です。スーパー糖質制限で治療開始(糖質130g)食事にて24H変動血糖値測定です。

1.グリコアルブミン( G)アルブミンは採血時まで過去2週間平均血糖値、 GAHbA1cの測定原理「食後高血糖の反映度合い」血糖が血液中のヘモグロビンとアルブミンとの結合変化の割合をパーセントで示す検査、インシュリン内分泌は普通の方の1/3でした。

インシュリン離脱を目指しましたが、再度インシュリン2単位を2日離脱して再会する。合わせてジャデイアンス10mg GA検査開始で中止。内分泌インシュリン1/3でジャデイアンスを服用すると「ケトンアドシース」症状になるのでインシュリン2単位を打つことでケトアドシースを防ぐ、重度の糖尿病の方が、スーパー糖質制限は認識して実施することが大事です。


上記内容を認識しながら糖尿病治療法として活用してください今ならジャデイアンス・リベルサス(インクレチン)・インスリンを併用したら何とかなります。豊かな糖尿病治療をお薦めします。」


最後まで読んで頂きありがとうございます。