これから読んで頂く方は参考にして下さい。

経口糖尿病薬を飲んでいる場合の糖質制限食実践について糖質制限食の普及がどんどん進んでいます。

これ自体はとても好ましいことです。
しかしながらこれにに伴い、主治医に内緒で、患者さんが自分で勝手に糖質制限食を実践することがあり得ます。

このような場合、内服薬の種類によっては低血糖のリスクがあるので、主治医とよく相談して開始するのが基本です。

一方、主治医が糖質制限食反対派の場合、相談し難いことも確かです。

今回は糖質制限食したときに、併用すると低血糖リスクがある内服薬と低血糖リスクのない内服薬を考察してみます。

実際には、インスリン注射・SU剤・即効型インスリン分泌促進剤など、インスリンが関与する治療を受けている場合は、減薬や休薬をせずに、スーパー糖質制限食を実践すれば、低血糖の可能性があるので、厳重な注意(休薬や減薬)が必要ということです。

是非、糖質制限食賛成派の医師を見つけましょう。

スーパー糖質制限食なら、食後血糖値の上昇は少ないので、
そもそもSU剤・即効型インスリン分泌促進剤は休薬できます。

なお、メトグルコ、SGLT2阻害薬(スーグラ、ルセフィ、ジャディアンスなど)、α-GI薬(アカルボース、ベイスンなど)、DPP-4阻害薬(ジャヌビア、グラクティブ、エクア、ネシーナなど)、リベルサス(経口GLP-1受容体作動薬)、ツイミーグ、アクトス、
などの内服薬は、糖質制限食を実践しても低血糖のリスクは、ほぼ、ありません。

GLP-1受容体作動薬注射(トルリシティ、ビクトーザ、パリエッタなど)も糖質制限食を実践しても低血糖のリスクは、ほぼ、ありません。

インスリン注射単位も食直前の超速効型は、糖質摂取時時に比べると糖質制限食開始後は1/3~1/4以下になり、中止できる糖尿人もいます。

1日1回の長時間作用型のインスリン注射も、3/4~1/2に減ることもあります。
*投稿者の一言、以前よりは医師も糖質制限の認識は有りますが、要領・要綱が分からないので患者自身が良く理解して医者に寄り添って下さい。(何故ならばどうしても即、糖質制限継続者にはなれないからです。先ずは薬を減らす実践から初めてはどうでしょう)。



上記内容を認識しながら糖尿病治療法として活用してください、今ならジャデイアンス・リベルサス(インクレチン)・インスリンを併用したら何とかなります。豊かな糖尿病治療をお薦めします。」


最後まで読んで頂きありがとうございます。