日本語パートナーズに応募するには2つ方法がある。
一つは直接応募する方法、もう一つは県の推薦を受ける方法。
前者は条件を満たしていれば誰でも応募できるが、後者は国際交流基金と(2018年2月現在)提携を結んでいる福岡県 埼玉県 静岡県在住の方に限られる。

僕はその3県在住ではないので普通に応募することになる。

まずは日本語パートナーズでメールアドレスを登録すると「応募受付番号」と「応募書類(word pdfファイル)」がメールにて送られてくる。
「応募受付番号」は「応募書類」に記載するため、スクリーンショットをしておいた。

そして日本語パートナーズに応募する人間は3種類の属性に分けられる。
【学生】【社会人(在職中)】【社会人(在職中でない)】
この3つから自分に当てはまる属性を選び応募する必要があり、必要書類も少し変わってくる。

【学生】
応募用紙一式
推薦状
在学証明書

【社会人(在職中)】
応募用紙一式
最終学歴の卒業証明書または修了証明書1通
在職証明書1通
推薦状1通

【社会人(在職中ではない)】
応募用紙一式
最終学歴の卒業証明書または修了証明書1通
推薦状2通(異なる推薦者からそれぞれ1通)

僕は在職中で学生なので、説明会でどちらで応募するべきか質問したところ
「お好きな方でどうぞ」
と言われた

少し悩んだけれど、在職証明書を発行してもらうのは少し面倒だったので【学生】として応募する事に決めた。

推薦状は「自分のことをよく知る人物に書いてもらってください」と但し書きがあり、説明会でも改めて言われた。学生ならゼミの教授、社会人なら上司や在学していた大学の教授などにお願いする方が多いそうだ。

ありがたいことに推薦状を大学の日本語教育学の教授にお願いしてかいてもらうことができたので、残るは応募用紙一式に取りかかることにした。

応募用紙には以下の事を書く必要があった

応募受付番号

生年月日

派遣希望国

属性(上にある3種類)

二次選考の希望会場(東京または大阪)

証明写真

略歴(学歴と職歴)

言語能力(英語 現地語 その他の言語の学習経験)

資格・免許等

外国人に対する日本語教授経験

外国人との交流・協働経験

海外渡航歴

☆応募理由

☆活動に対する心構え

☆活動において、活かせる技術や特技(3つ)

☆派遣終了後、その経験をどのように活かしたいか

特に下4つに関しては他の部分より枠が大きくこの4点が重要であると感じたので、時間をかけて目一杯書いた。


【応募理由】
現在日本語教師を目指していること、そのために異文化について実際に暮らして学びたいということ、バックパッカーとして訪れた国で触れたイスラムの文化に興味があるということなど。

【心構え】
文化を教えるだけでなく、こちらも教わり相互に理解を深めるべきである。そして国費が使われているのを忘れず国の代表という気持ちを持つこと。

【活かせる特技 趣味を具体的に】
ギター 20年くらいギターを弾いているので、ギターを演奏しながら日本の歌を教えることができる。

剣道 小中高と剣道をやっていたので、簡単な型や道着の着付けを指導できる。

料理 五年間和食屋でアルバイトをしていたので、日本料理を作って指導できる。

【帰国してから】
日本語教師になりすべての経験を活かしたい。
また、ムスリムの方が日本にきて困らないよう情報を発信したい。


簡単にいうとこのようなことを書いた。
うまく書こうとか考えず思った通りそのまま書いたので、提出したあと見返したらちょっとおかしい部分もあったけれどありのまま書いて良かったなと感じた。

提出期限は12月5日だった。
年末を挟むので結果は少し先の1月9日までに来るということだったが、1月5日にはメールで一次選考通過のお知らせがきた。

ありのままを書いて受け入れられたようで本当に嬉しかった。

そのメールは二次選考(面接)の日時、そしてそれまでに提出する書類についても書かれていた。