僕が日本語パートナーズを知ったきっかけは大学の講義だった。

「日本語教育概論」という名前の通り日本語教育について浅く広く説明する授業。
一通り日本語教育とはこんな感じですよという説明があった後教授はレジュメを用いて
「日本語パートナーズを知っていますか」と説明をしてくれた。


【日本語パートナーズをざっくり説明会】
国際交流基金アジアセンターがASEAN各国の日本語教育現場に日本語ネイティブを送り出し、授業のサポートをしたり日本の文化紹介したりしてASEAN各国との掛け橋にしよう!という事業。

渡航費保険などは基金が負担してくれ滞在費は現金で支給される。

派遣国は希望という形である程度選択できるが、地域までは選択できない。

20歳から69歳までの心身共に健康な日本国籍を持つ日本語母語話者で、簡単な意思疎通が出来る程度の英語力があれば誰でも応募が可能。(派遣国によって問われる英語力や学歴が少し違う)


こんな説明を受けた。


説明を受けた当初はそんなのもあるんだなあ程度に聞き流したのだけれど、よくよく考えてみたら他の海外ボランティアやインターンに比べて破格の待遇でなにより応募資格を満たすのが簡単だということに気がついた。


大学で日本語教育を勉強しているとはいっても実際に教えた経験のない僕にとってはまたとないチャンスだ。


そして応募を決意したのは2017年の4月、2018年9月から派遣されるインドネシア10期に目標を定め様々な情報収集に取りかかった。