年度初GⅠ、いよいよ明日開催。
過去の10年間のデータを顧みると、
1番人気が8度の優勝、断然1番人気優位の固いレース。
となればトランセンドであるが、
一部では外枠を引いたことでやや割り引き評価もある。
しかし、同じく過去10年間のデータを調べると、
8枠は3/10回の優勝、勝率1位なのである。
唯一のマイナス材料は、連覇した馬がいないことくらい。
昨年5戦は、海外のドバイを含め全てGⅠの5戦、
戦績が3,2,0,0と圧倒的な強さを誇る。
外枠という材料はデータ的に払拭できる後押しがある故に、
トランセンド◎は不動の印としたい。
他の注目馬は以下の通り。
・シルクフォーチュン
出遅れ癖のある馬であるが、
ハイペースの展開が予想されるだけに
強力な末脚には注目したいところ。
前走で重賞2勝目となったが、
砂で上がり34.9秒はなかなか出せる時計ではない。
・エスポワールシチー
2年前の優勝馬。調教タイムは◎だが、
近走あまりパッとしないレースが続いており、
過度な期待は禁物といえる。
・ワンダーアキュート
主戦距離ではないが、JCダートは出遅れから差して
トランセンドに0.3秒差2着。
続く地方GⅠ東京大賞典では、トランセンドが0.2秒差で敗れた
スマートファルコンにハナ差2着。
展開次第では、いつGⅠを獲ってもおかしくない有力馬。
・ダノンカモン
近2走、ふがいないレースが続いてはいるが、
フェブラリーステークスと同条件となった南部杯では、
トランセンドにアタマ差の2着。
左回りの戦績も 2,4,2,3で悪くないだけに、軽視できない。
なんせ、池江厩舎ですしね。
・グランプリボス
ダート適性全くの未知数ながらも、
このレースを選択してきたのは何らかの勝算があるからだと思いたい。
しかしバクシンオー産駒なので、元来距離適性自体も微妙である。
・トウショウカズン
初重賞で2着に入賞している。
距離適性も未知数ではあるが、
何か見えない力が作用しそうな気配もある。
評価は以下の通り。
◎ トランセンド
○ エスポワールシチー
▲ シルクフォーチュン
△ ワンダーアキュート
△ ダノンカモン
△ トウショウカズン