調べれば調べるほど、ドツボにはまりそうな秋華賞。
明確な基準を見いだせていませんが、
過去のレースを調べてみて、
現段階で分かったことを書いておきます。
(3歳牝馬対象の過去9年間を調べています。)
◎オークスに出走した馬の複勝率が極めて高い。(70%)
それ以外では、ダイワスカーレット(長期休み明け、桜花賞1着)や
ダービー後に宝塚記念に行ったウォッカ、
さらには長期休みがあるものの秋華賞まで5連勝のファインモーションなど、
これら3頭の異次元的な強さの馬がオークスに出走していたとすれば
複勝率は81%までに上がります。
全くの伏兵といえば、ダートから転向したプロヴィナージュや
夏に調子の良かった馬もいますが、
オークス経験馬の信頼度は抜群だといえます。
○ステップレースで重要視したいローズステークス、
複勝率59%。
該当件数が16/27と、こちらも重要視して良いデータだと思います。
次いで、休み明けが4件、クイーンステークス3件、紫苑ステークス2件、他は例外とします。
(うち、2003年ヤマカツリリーがクイーンS・ローズS両方に出走していて、
重複している点があります。)
ここまで調べてみた後、色んなことに派生して考えていったのですが、
頭がパンクしそうになったのでこのくらいで。
ちなみに、一番信頼できるオークス出走馬を絶対的な軸で考えると、
【オークスで10着以上であること】 が条件であり、
さらにステップレースでは
・ローズS 5着以上。
・紫苑S 2着以上。
・クイーンS 8着以上。
の、いずれかであることが求められます。
オークス&ステップレースの組み合わせ条件に該当しているのが、
・ アプリコットフィズ
・ アニメイトバイオ
・ アパパネ
この3頭にはかなり注意が必要です。
しかし、休み明けのサンテミリオンの扱いなど、
これからまだまだ色んな要素を組み合わせて予想したいので、
本日のブログでは印をつけるまでは控えたいと思います。
それから、前回のブログで調教後馬体重から話をしましたが、
外枠の不運に見舞われたアパパネ様の扱いについてです。
どうしても懸念材料でしかない、ローズSでの+26kg。
これを払拭するデータがありました。
2003年1着の、スティルインラブです。
この馬、桜花賞とオークス1着、ローズSでは全走比+22kgで5着、
秋華賞ではー4kgで見事1着になっています。
また、チューリップ賞で2着だった点も全く一緒です。
ちょいと脱線しますが、チューリップ賞でアパパネはショウリュウムーンに負けています。
スティルインラブにチューリップ賞で勝ったオースミハルカは、
桜花賞6着、オークス10着、クイーンS(+18kg)で1着ながらも秋華賞6着。
ショウリュウムーンは桜花賞4着、オークス17着、クイーンS(+16kg)で5着。
レース過程が全く同じであり、歴史をなぞるなら、ショウリュウムーンは消せます。
あくまでも、アパパネが1着であるならば、という話ですが、
スティルインラブは秋華賞時、新馬戦時をベースにすると+8kg。
アパパネが調教後馬体重であるなら、新馬戦比+38kg。
この点が唯一の違いでしょうが、アパパネ派には心強いデータ紹介でした。
確実に消せる馬は増えてきたものの、
まだまだ印をつけるまでには至らなそうです。
ちなみに、デイリー杯2歳Sは、あまりデータがあてにならず
血統頼りになりそうなので見送ります。
府中牝馬ステークスの予想もあるので、
明日は仕事を思い切りサボりたいと思います♪