北海道旅行記(リアル)Part-2は、稚内から時計回りに、1週間のドライブです。
7月8日
T夫妻を稚内空港まで見送った後、1077号線から238号線に入って南下しウッチャロ湖を見学。
11:31 道央自動車道で旭川へ向かうドライブ中に、安倍晋三首相が奈良市で選挙演説中に銃撃されたとのニュースが流れてきた。「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」に恨みを募らせた末、教団と近い関係にある安倍首相を狙ったらしい。18:19には死亡が確認されたとのこと、詳しくはその後のとおりの重大ニュースの蛮行であった。
旭川鷹栖ICで降りて本日の宿泊先、OMO7旭川星野リゾートに。走行距離は325Km。
夕食はホテルの”地域支援”の趣旨に併せてふらりーと(呑み屋街)に出かける。
7月9日
宿泊ホテルから層雲峡へは39号線、大雪”森のガーデン“、流星の滝、銀河の滝を見る。大雪湖は霧に霞んでいた。
左手に大雪山連峰を見て石北峠を越えひたすら東に。途中の道の駅“おんねゆ温泉“で休憩。
103号線からサロマ湖、オホーツク海を見ながらオホーツク国道を東に。道路沿いに丹頂鶴を発見
途中、サロマ湖畔の“船長の家“を訪ねる。
ここは長男の嫁さんが昔にお世話になった宿なので、記念写真を。
238号線に入り、左に能取湖、右に網走湖を見て本日の宿泊先、ホテル網走湖荘に到着。走行距離は275Km。
俳優の田村正和さんのそっくりさんが、ピアノとオカリナ演奏をしてくれた”田村まさかショー”は
旅の疲れを一気に癒してくれました。
7月10日
今日の予定どおり知床半島を周り、一挙に根室まで走った。
下写真は網走市街図
まずは博物館網走監獄(通称:網走刑務所)を見学。
受刑者が道内の開拓労働者として働かされた、厳寒の網走周辺の道路や鉄道線路、港、農地などの
詳しい場所や期間が記録されている。“記憶から記録“として残していると説明していたことが理解できた。
その後、放射状に広がる5棟の舎房、寝泊りしていた独房などを見学。
驚いたのは。昭和11年から22年までの12年間で4回の脱獄に成功した受刑者がいたということ。
”昭和の脱獄王”と呼ばれ、ドラマにもなったらしい。
網走には観光地が少ないのか、観光客(特に若い人たち)が多い。
網走からはオホーツク海、JR釧網本線を左手に、右手の涛沸湖を見ながら334号線で小清水原生花園で一休み。
さらに知床半島の西側(左側)から北上した。オシンコシンの滝に着いた頃は気温も20度と涼しい。
知床五湖、カムイワッカ湯の滝を見学、このあたりは砂利道です。15Kmほど走ります。
滝としては小さいが、川に温泉が流れているのでぬるま湯の滝です。
そしてガスっていた知床横断道路でウトロから知床峠を越えて羅臼に。
知床半島の東側最北端の相泊(あいどまり)にある瀬石温泉まで行ってみた。この先は行き止まり。
遠く左手に国後島が見える。距離にしてわずか30Km弱だ。
車で走っていると、鹿やキタキツネが道端にいたり、道路を横切っていくのでスピードを落として走った方がいい。
今日の泊まりは”ねむろ海陽亭”。本日の走行距離は338Km。
7月11日
今日は根室から阿寒湖まで、ホテルから根室半島を半時計回りに、納沙布(ノサップ)岬、北方原生花園へ。
JR厚床(あっとこ)駅を目指し、95号線→142号線で北太平洋シーサイドラインへ。海がきれい。
シーサイドラインは花ウドが満開でした。霧多布(キリタップ)岬、霧多布湿原へ。
123号線で浜中経由、JR茶内駅→厚床駅近くの厚床グルメパーク道の駅へ。
その後、釧路を目指す。途中の釧路湿原の網岡展望台で一休み。湿原が広すぎる。
行けなかったが、JR釧路駅近くの”和商市場”もいいかもしれない。
途中の240号線では、鹿、しか、シカ。
阿寒湖温泉の"ホテル阿寒湖荘”に到着。走行距離は294Km。
7月12日
今日の予定は阿寒湖、摩周湖、屈斜路湖を見て十勝温泉までの予定。
残念ながら摩周湖は”霧の摩周湖”でまったく見えず。屈斜路湖は対岸までよく見えた。
海岸線には驚きの砂場があり、海岸の砂を掘ると43度のお湯が出てくる。
JR川湯温泉駅を過ぎ、391号線を走り、屈斜路湖、241号線で阿寒湖に。
午後、阿寒湖で遊覧船に乗りのんびりする。
30cmを越えるまりもが生息するのは、世界中でもここ阿寒湖だけらしいです。
さらに道東自動車道で十勝川温泉に。
足寄ICで乗り、池田ICで下車してホテルの”テトラリゾート十勝川”まで。走行距離は244km。
7月13日
今日の予定は、十勝川温泉→帯広→襟裳岬へ
まずは十勝ヒルズから十勝が丘展望台へ。
早朝6時から7時半までは、十勝温泉街近くで熱気球体験が出来たらしい。
日高本線が見え隠れしながら走る光景は江ノ島辺りの景色のようだ。
ご存知の幸福駅で休憩。
この広尾線は1966年~1987年で廃線になったが、
1973年にNHK「新日本紀行」”幸福への旅~帯広~”で有名になった。
1972年に7枚の切符を売り出し、1976年までになんと1000万枚を販売したという。
まだブームは続いているらしい。もちろん買ったよ、幸福切符。
売店のおばちゃん曰く、昔 ここは”幸震”という地名だったらしいが、名前が良くないので、
この地は福井の人が開拓民としてたくさん来たので、福井の福をとって”幸福”にしたらしい。
そしてガーデン街道の最後のほうにある”六花の森”を見学し、近くのファームレストラン”野島さんち”で昼食。
センス良い建築に素敵な奥さん。野菜プレート、ジンジャーポークなどをオーダー、美味しくいただく。
その後は一路、襟裳岬の”浦河ウエリントンホテル”まで。走行距離は241Km。
夕食はホテルの屋上で美味しいジンギスカン。西宮のご夫妻、広島のご夫妻と歓談。
7月14日
今日は苫小牧を経由して登別まで。
日高厚賀(?)から日高自動車道、道央自動車道で苫小牧東ICまで。
苫小牧を通過した時点で北海道を時計回りに一周したことになる。ちょうど2週間。
途中で地獄谷に寄った。箱根とも大分とも違った景観だった。
宿泊先は豪華に、白老街のホテル”海の別邸ふる川”。
接客、部屋、温泉、館内のサービスなど、期待に応えてくれたホテルでした。
今日は俺の誕生日だったので、ワインで乾杯。走行距離は197km。
7月15日
ホテルふる川からは地球岬、金屏風、トツカリショ(室蘭)に寄る。
室蘭ICで乗る伊達ICで降り、昭和新山、洞爺湖、支笏湖などをサッと見ながら美笛峠に。
この峠は昨日開通したというラッキーだった。
そして、苫小牧に戻る頃に小雨が降ってきた。このツアーで初めて傘を広げたのもラッキー。
苫小牧西港フェリーターミナルに到着後、18:45 フェリー”新さんふらわあ”が出発。
多くの若者がフェリーを利用して北海道バイクツーリングに来ていたのにはビックリでした。
この2週間、スピード違反で捕まることもなく、ここまで無事に来れました。
7月16日
14:00大洗に着岸、19時間の船旅でした。
フェリーではインターネットがほとんど繋がらないので気をつけてください。
以上、北海道旅行記Part-2でした。
北海道旅行記(Part-1&2)、15日間で走行距離3475Kmでした。
もう少し旅行日数を減らしたい、費用を減らしたい、費用について知りたいなどは、
下記が参考になると思いますので参考にされたら良いと思います。
北海道を車で一周しよう!おすすめのルートや費用についても解説! | TravelNote[トラベルノート] (travel-noted.jp)