2022年7月に、マイカーで北海道を周って来ました。

7月2日にフェリーで大洗から、7月3日に苫小牧に入り、時計回りに函館から、

小樽→美瑛→旭川→稚内→礼文島→(稚内)

→層雲峡→網走→知床→根室→阿寒→釧路→十勝→帯広→襟裳岬→登別→室蘭→苫小牧→大洗

で帰って来ました。走行距離は約3500Kmでした。

なんらかの参考になればと思います。尚、記事の中の地域マップは旅行中に頂いたパンフレットなので、

違っているところがあると思います。

フェリーで北海道に行くには、

関東地方からは商船三井フェリーで苫小牧に行く方法の他、新潟から函館(もしくは小樽)もあります。

苫小牧には大洗からの他、名古屋、敦賀からも苫小牧に行くようです。

また、新潟や青森から函館に、新潟、敦賀、舞鶴から小樽へのフェリーもあるようです。

ここではツアー記事を、Part-1とPart-2に分けてレポートします。

 ~~~~ Part-1  ~~~~

7月2日

19:45 大洗をフェリーで出発、苫小牧へ向かいました。

メンバーはT夫妻と我々夫婦の4人で7/8まで、後半は我々2人だけです。

 

 

7月3日

13:30 定刻に苫小牧に着きました。参考まで、大洗→苫小牧は深夜便もあります。

01:45 大洗 発→ 19:45 苫小牧 着です。

苫小牧からは道央自動車道で西へ。途中で伊達ICで降り、有珠山を見ながら洞爺湖畔を走る。

再び虻田洞爺湖ICから道央自動車道に戻り、終点の大沼公園ICまで。

大沼小沼を見て、予約していたホテル(ラジェントプラザ函館北斗)に夕方到着。走行距離は272Km。

このホテル(新函館北斗駅に隣接している)はまだ新しく綺麗で格安、おすすめです。

苫小牧からは途中の登別で一泊したほうがベター。

我々は予定があり(我々夫婦は7/14に一泊しましたが)函館までひた走りしました。

夕食はJR函館の駅前にある根室に本店がある回転寿司〈花まる〉に行ったが満席。

近くのラーメン屋に入って、食べたかった塩ラーメンをいただく。

そして、函館の夜景を見に。

函館山は夜10時までは一般車・マイカーは通行禁止と聞いていたので、

当初は駅前からタクシーでロープウェイ乗り場までいく予定だった。

タクシーの運転手曰く、観光バスやタクシーはロープウェイの頂上まで行けるとのこと。

4人ならばロープウェイ(往復1500円/人×4)と同じ、しかも帰る途中に行きたかった八幡坂、

ハリスト正教会、イギリス領事館なども回って案内してくれた。

運良く晴れていたので、言わずもがな素晴らしい夜景でした。

 

 

7月4日

前日、北海道の最南端にある松前漬けで有名な松前町まで足を伸ばそうと計画したが、100Km近くあるとのことで断念。

朝市、ハコビバにも行かずに、早朝に水蓮が綺麗だという〈八郎沼〉へ。

市内が一望出来る五稜郭タワーに上がって、五稜郭全景を見学。

 

道の駅YOU・遊・もりで一休み。屋上の展望ラウンジからの眺めがきれい。

ニセコ・羊蹄山登山口付近を通り、小樽に。小樽までの国道は丘、山や林ばかりで、

お店や民家はほとんど無い。

函館から小樽までは、長万部から寿都経由で229号線で積丹半島から入る別ルートもある。

小樽では堺町通りを1時間ほど散策。女の人が好みそうな店が多いのか、通りは若い人達で溢れていた。

年配の人や観光客は少なかった。

夕食は“運河倉庫北海あぶり焼き“という店で一杯飲みながら。港町はいいね、ノスタルジーを感じる。

 

宿泊は小樽運河のすぐ前の大きなホテル.ソニア小樽。

走行距離は271Km。

 

7月5日

小樽赤レンガ倉庫周辺を散策。小樽の市場は南小樽市場(小樽市民の市場)、高橋水産(生きたタラバガニを売っている)が有名。

札幌へ移動し、北大キャンパスを1時間ほど見学し、札幌ビール園(レストラン“ガーデングリル“)でランチ、もちろん本場のビールを飲みながらジンギスカンを。事前に聞いてイタジンギスカン「達磨や」は夜だけの営業のようでした。

  

午後は116号線で富良野までノンストップ。途中、綺麗な虹を見ることができた。

ファーム富田でラベンダー畑を見学し、ラベンダーアイスを。

四季彩の丘を見学し、237号線をはしり、美瑛に。

 

「赤い屋根のある家」は見えたけれどガッカリ。

夕食は美瑛近くの呑み喰い処“なんじゃもんじゃ“、安くて美味しいおすすめ処です。

宿泊は美瑛駅近くのホテルラヴェニール。

小樽→札幌→富良野→美瑛まで走行距離は195Km。

 

7月6日

昨日行けなかった富良野の“白金青い池“に朝一で行ってみた。

枯れ木が池に映えさすが幻想的、名前負けしていない。

白髭の滝もエネルギーいっぱいのしぶきに感動した。

 

ケンメリの木、セブンスターの木はイマイチ。昼食は念願のウニイクラ丼。

そして、旭川→留萌→サロベツ湿原、野寒布(ノシャップ)岬を経由して稚内に入る。

広大なサロベツ湿原にはあやめ、蝦夷カンゾウが咲いていて綺麗だった。

そして途中、日本最北端の無人駅である抜海(ばっかい)駅を見学。

宗谷本線だけど1日3便だけの歴史を感じる、寄る価値のある駅だった。

夕方に見たノシャップ岬は美しい海に光る太陽が美しく、暫したたずむ。

 

美瑛から旭川を経由して稚内までの走行距離は339Km。サフィールホテル稚内に宿泊。

 

7月7日

朝食後に日本最北端の稚内駅、ここまでだよという線路の前で、感無量。

稚内駅は宗谷本線(旭川⇄稚内)の執着駅であり、おそらく多くは2輌編成の単線であろう。

 

10:30 ハートランドフェリーで礼文島に。550人乗りのサイプリア宗谷号、往きは観光客らしきが50人程度と空いていた。

12:25 香深に到着。ランチは塩ラーメンをいただく。

島では〈礼文島バスツアー〉に参加し、その名のとおり綺麗な海が見える澄海(スカイ)岬、島の最北端の須古頓(スコトン)岬を周る。トレッキングの年配の人が多かった。

レブンアツモリソウはもう終わっていて、エゾカンゾウが見頃でした。

  

T夫妻とは今日が最後の宴会、ビール&昆布焼酎で乾杯した。

宿は男二人の希望で"民宿やざわ“に。オーナー自ら潜って獲ってききてくれた

〈バフンウニ〉を夕食にサービスで並べてくれた。フェリーターミナルからなので2分、是非ぜひ!

 

7月8日

8:55 アマポーラ宗谷号で本島の稚内に、10:55に稚内に戻る。

 

238号線最北宗谷岬まで走る。ランチは海鮮丼をいただく。

15:00発のANA便で東京に帰るT夫妻を稚内空港へ見送る。

 

 

以上が、北海道旅行記(リアル)Part-1です。

ここで北海道について気づいたことを列記しておきます。

①放牧されている牛や馬は当然ながら、たぬき、鹿、キタキツネ、丹頂鶴、リスなどの野生動物を

  見ることができた。自然が素晴らしい。

②湖、沼、池をたくさん見ることができるが、霧がかかっていることも多かった。

③高速自動車道はハイウェイ・バイパスで無料が多いのは嬉しいが、

  ガソリンスタンド・サービスエリアは意外と少ない。