最近は長女とはコツコツ「弾いてみたい曲探し」もしております。


本当は普段から色んな曲を聴いて、「この曲を弾いてみたい!」がベストかもしれませんが…現代人忙しい。


昔の私はそれこそ小学校低学年の時は先生に言われた曲を弾いてました。発表会すら姉と私しかエレクトーンを弾かなかい状況で、姉が弾いた曲を先生が私に弾かせないのはわかってたので「私も弾きたい」はなんとなく言えず。←ラピュタや海の見える街は姉のせいで弾いてない!今こそまさに弾きたい!


姉のおかげで、弾いてない曲にも聴いて触れられたのはありがたかったけど、姉は保育士になるため結局高校あたりからはピアノに移行してた…というゆる〜い我が家です。


4年生あたりからエレクトーンフェスティバルにでて、初めて他の人の演奏にふれて、ようやく憧れというか「あのお姉さんが弾いてたあの曲弾きたい!」がでてきました。


やっぱり憧れる人や憧れる曲って大切ですよね。

長女と一緒に練習することで、曲のジャンルや拍子やリズム…色々なことを学んでおります。


そして弾きたい曲を弾くには基礎練が大切なことや、まだまだ修行が足りないことに気づきます。幼少期の私はそんなことを考える頭はありませんでした。ピアノ習ってる上手い子は練習1時間なんて当たり前。…何をやったら1時間も練習できるの?謎は深まるばかりだけど私とは次元が違うことはわかっていたから、深く突っ込まなかったなぁ(笑)



長女は元気いっぱい系を好んで弾いてきているので、うっとり系に挑戦したいらしい。なので大きな古時計は長女にぴったり。おじいさんの時計は女の子にプレゼントされておじさんは天国に行くという、ちょっと歌詞とは違う解釈をして勝手に弾いてます。


最近また色々な楽譜と音源を照らし合わせて勉強中なわけですが、曲の系統もなんとなぁ〜く理解してきました。色んな作曲家が「おにごっこ」というか追いかけっこ的な曲を作ってますが……似ている!

おばけの曲、ふくろうの曲、雪の日の曲、祭りの曲…どれも似ている!タランテラって同じタイトルだけどどんだけあるよ⁈…しかもやっぱり似ている(笑)!



子ども曲に触れている方からすると、あるあるなのではないでしょうか?この似た曲もあえて全種類弾くと演奏の幅が広がるのかもしれないなぁ…なんて思いつつ楽しんでおります。


もはや私の楽譜集めは趣味みたいになってきていますが、楽譜って増えるけど、分厚い本よりかさばらなくて好きです。私が独学なので、独学費と称して楽譜をわりと自由に買っています。大人の場合、独学のメリットは浮いたレッスン代を違うことに充てることができることかもしれないです。


そして、ピアノ曲を把握しておくのはいいことですが、やっぱり能動的に弾きたい曲を探すより実体験(受動的ともいえるかも)でビビッときた曲を弾くことの方がわくわくするのかな?と思ったり。


曲探しは恋愛に似ている気がしてきました。お見合いがいいのか(意外にそれもありだし)、人からの紹介がいいのか、運命の出会いがいいのか(待ってるだけじゃ何も起こらない場合あり)…そもそもこんな私に見合う人(曲)なのか…⁈←身分違いの恋愛もの。


…長女よ、色んな恋愛、楽しもう!