さてはて、春は色んなイベントがあるなかでたくさんコンサートがありますね!


最近はすっかり演奏を聴くのが楽しくて、週末で予定がなければ近場の演奏会によく足を運びます。欲しているせいか、演奏会の情報をなぜかゲットできます。SNS(インスタ)や市の張り紙が主な情報源です。


面白かったのはハウジングセンターのモデルハウス内の演奏会!長女とチェロ弾きさんとの距離30センチくらいしか離れてないんじゃ…ってくらい近くて(笑)こんなに間近でも動じずに演奏されてて。ある意味お笑いのコントのようなシチュエーションなのに凄かったです。


最寄りの公民館でもコンサートがあったのですが、すっかり「子ども」という立場を利用して、休憩タイムに演者のお姉さん達とお話ししてました…やるなぁ。小規模だとこういうチャンスがあるのは嬉しい!

「私は小2からピアノ始めたから、長女ちゃんは私の先輩だねぇ。頑張ってね!」

↑…とピアニストさん。あなたは神様ですか!というか、スタートの年齢ってやっぱりあんまし関係ないのね!


「長女ちゃんはピアノとヴァイオリン正直にどっちが好きなの?」

「うーん、今はピアノ」

「あーー!そっかぁ!」

…と悔しそうなヴァイオリンのお姉さんでした。


ちなみに、ピアノのお姉さんは私より背が低くて!でも私より指は第一関節ひとつぶん長かったです。「背は低いし、足のサイズも小さいわりに手は大きいんです」だそうな。…うらやましい!というかやっぱりピアノが好きで頑張ってたからこその賜物かしら?


ヴァイオリンのお姉さんは、「ヴァイオリンをやってると、例外なく左手の方が大きくなります」と手を合わせて見せてくれました。本当に左手の方が少し指がとびでてました。


コンサートにも色々なタイプがありますが、最近は聴き手と近い距離でフランクにやるコンサートにハマっております。無料のものもありますしね。

演奏家なんて特別な力をもった気取った方かも(全世界の演奏家の皆様ごめんなさい)…なんて思っていたけど、やっぱり演奏中とプライベートの印象は違いますし、単純に音楽が好きで繋がれるのは嬉しいです。


お話してると感じるのは、いたって普通の人だということ。プロになる選択をする覚悟や道筋に乗れた以外は私達と何も変わらないのかなぁと思います。(いや、その覚悟や道筋が一般人にゃ到底及ばない世界なんじゃろな)


そして毎度、お姉さま達は最後に長女に「練習頑張ってね!」と声をかけてくれるのです。

ある意味、長女を仲間と思っての声かけに私は脱帽です。プロって…プロってすごい!


長女の現在の夢は、小規模保育所の保育士。できれば、園長先生やりながら子どもと楽しく過ごしたいらしい。そして稼いだお金でグランドピアノを買って。保育園でもたまに子ども達にピアノやヴァイオリンの演奏を聴かせてあげたいらしい。

…君は本当に小1なのか⁈というしっかりした夢!幼稚園に入る前に通った企業内保育所が長女は大好きで。幼稚園も好きだったけど、夢は保育士!と言っております。


企業内保育所は社長さんが「子どもも、保護者も、先生(スタッフ)も笑顔!」をモットーにされてて。ご飯も手作りで調理員さんとも子どもは仲良し!12人までしか子どもはいないので、園長先生も保護者からしたら近い存在。テレビでニュースにでてくる無認可保育所は子どもを預けたらどうなるかわからない…という恐いイメージがありますが、私達家族にとって、無認可であっても小規模だからこその良さを感じ、長女は将来そんな所で働きたいと夢をもつほど。


そして10年後くらいなら、そんな保育所増えてそうな気がしてなんか需要もありそうだし、長女なかなか良い考えやなと思ってしまい。まだ小1の夢なのに応援してしまう親バカな私です。ちなみに次女は小規模保育所に通うころからずーっと変わらず将来の夢は「ちょうちょ」…産まれ変わったらならありえるけどねぇ…空を飛びたいらしいです。


個人的には、保育士って資格だから、それこそ音楽学びながら資格とれたら最高じゃん!って思うんですがねぇ…いとこのお姉ちゃんなんて幼小中高の免許を大学でとってるのに、結局保育士や!ってなって大学でてから保育士をとってたりしますし、体力必要だけど保育って教育の原点なのに免許じゃなく資格だから、取得はしやすくてありがたい。ちなみに私の姉は短大の3年コースで保育士の資格をゲットしてずーっと保育士。


片手間でやれる程、音楽も保育の勉強も甘くないでしょうがね…親の勝手な夢もふくらむふくらむ…!次女はどうやったら「ちょうちょ」になれるんだ⁈とりあえずしっかり食べよう(はらぺこあおむし的発想)

…遠い未来はちょっと片隅に置いておいて、今日も練習がんばります!


最近は「ハ」や「変ト」など全調を書いてあるおはじきを全部くじ引きみたいにひいて弾く!という練習をしています。(まだ五本指の曲のみです)12角のサイコロも準備してますが、おはじきなら確実に全調さらうことができます(箱からひとつ弾いて、隣の箱にうつす。箱が空っぽになったら全調クリアです)

これ、おすすめです!


ちなみに、ぷらいまりーの曲を移調奏しようとした時に、五本指を動かさずに弾ける曲以外を移調奏しようとすると、いちオクターブのスケールを理解しないと難しいので、長女と現在取り組み中。スケールとカデンツを頭と指で理解することで現在ハ、へ、ト長調は弾けるようになっております。改めて、スケールを理解するって大切だなぁと思いつつ、私は頭では理屈は理解していても、指につなげることができていなくて。…情けないけれど、長女と一緒に頑張って覚えようと思います。


長女はわけのわからんうちに移調奏を教えてもらってるおかげで、感覚的に移調奏ができます。そして、五本指の曲はできてもいちオクターブの曲は弾けない(ハ、ト、へはできる)から、長女自身の感覚がどうやら面白いらしく、スケールを理解することにわりと積極的な気がします。私も一応コツコツ取り組んでますので「あ、なんか指がだいぶ理解したなぁ」と感じる時があります。


楽譜も少し前は「難しそうだな」と思っていたものが「あれ?弾けそうかも」になっていたり。なかなか不思議な感覚だし、大人になってからも成長ってするんだなぁ〜って改めて感じます。