今までわりと順調に練習をしてきていた長女ですが、

バーナムピアノテクニック1のグループ3にでてくる「4つま先でかけあし」「5よちよち歩き」「10バレエの練習」が練習曲にも登場したことないパターンの指づかいで。長女が、「うーん!まだ私には早い!難しい!」と判断されました。





ちなみに前回、練習で紹介したミクロコスモスも第1巻の21まで(ユニゾンやら並行、反行は理解できた)で現在ストップ。

よくよく考えると、クラシック系は私も長女もほぼ触れてきてないわけで。軽く私がお尻たたきながら(実際には言葉でお尻たたく感じですね)四苦八苦しながら取り組んだんですが、これ以上は今の長女の実力では一緒にやるにも難しいと感じました。




そして、5本指の移調奏!これも白鍵スタートは楽々できますが、黒鍵スタートは難しいようで。一応、理解はできてますが技術の定着は江口先生メソードの絶対音感プログラムなんかでも、全調移調はいそがなくて良いと紹介されてますんで(全調移調は絶対音感を育てる妨げになるらしい。昨日知った(笑))、白鍵スタートのみの移調奏に切り替えて、「頑張って取り組んだからこそ、見えてきたものがある!」と前向きに後退しはじめました(笑)



ちなみに長女には絶対音感があるのか?謎は深まるばかり。

江口先生メソードの絶対音感プログラムは知ってはいましたが、ヤマハを信じてあえてヤマハカリキュラム以上のことはせず。ジュニアからはグループをしない決断をした現在、久しぶりに絶対音感プログラムの本をふと思いだして再び図書館でかりてみました。

とりあえず江口メソードになる絶対音感プログラムの白鍵のみのAグループの和音を弾いてみたら、長女はパーフェクトで正解。黒鍵も入るDグループもシャープ系だけやってみたら当たってる…え?ヤマハしかやってませんが…恐るべしヤマハ幼児科の威力。


↑長女をすごいと思いました。なんていうか、長女のすごさはピアノが好きな気持ちと努力?根性?だけだと思ってましたが、聴音の力もここまでついていたとは。

ただ、いわゆる「耳コピ」はわかりやすい曲じゃないとできませんし(新ヤマハCMのマリオネットのダンスとか)先生からのアドバイスもあるから、ぷらいまりーの曲の前奏とかも弾ける程度。専門コースに行く予定のお子さんのブログを拝見すると、もっと耳が良いイメージだったんですが…長女もわりと良いと判断(親バカではないはず)。



…というわけで、耳がわりと良いなら、焦らずにしっかり苦手分野に時間をかけよう!と感じたわけなのです。まぁ、耳が良くなくたって、苦手分野はやるべきなのですが。身の程に合う練習が大事ですよね。



↑こんなことも投稿させていただきましたね。結局、ネットやら本やら探求はつきない。

ブログで発信することで、練習は割と意図をもってやれてます。



バーナムですが、ここにきて確かに少しずつ難しくなってきて(とくに指を細かく動かすパターンが苦手な様子)、長女の場合はここらで弾き方に悩むものは先生にアドバイスをもらおう!という事になっております。今まではわりと「やれた事を褒めてもらってさらに良い曲になるアドバイス」をもらっていましたが、先生にはできない事に対して「私だったらこうする」というアドバイスをもらって、よりレッスンが意味あるものになっているなぁと感じております。



先生には、「娘の実力じゃまだ無理とかあればはっきり言ってもらえるとありがたいです」ってお伝えしてアドバイスをもらってます。ほら、ネット界隈では母親が手を出しすぎ問題もありますし。


長女の先生としては、

指が届かないのにやる練習(オクターブ)は正直、実力というか無理だから無理(笑)それ以外は、本人がやりたいならやればいい。いずれ通る道だから、ちょっと取り組むのが早いってだけ。小さいから、できるまでに時間がかかるかもしれないけど、高学年になってもたどり着いていない子もいるし、人と比べずにやってきゃいいですよ。お母さんと練習して楽しいうちはやってもらって大丈夫です。ありがたいです。そのうち本当に好きなら1人でも練習できます。大丈夫です。

というアドバイスでした。長女の先生らしいアドバイス。まぁ本人次第ですよね。先生が、お前にゃまだ早い!って言うレベルにも多分達していないのでしょう。




そして、バーナムを緩やかに進めようと考え中の私が出会った「ハノンノン」。ハノンの内容はあまり知らない私でしたが、名前はもちろん知っている!バーナムと並行してチャレンジするのは難しいのか?と色々調べると、「ハノンノン」は小さい子でも弾けるハノンの抜粋らしい。最近、ミクロコスモスを無理矢理やったおかげで超簡単な初見ならサクサクできるようになったので「ハーモニーワークブック」はすごく順調に進んでます。江口メソードは長女に合ってるかなと思い「ハノンノン」をやってみました。


ハノンノンは、一応ハノンですが曲ごとにタイトルがあります。長女は、「これ、楽しいね!」とバーナムよりハードルがさがったらしく、相性よくスタートできました。





バーナムは2巻も先行して買ってはいますが、ト長調やへ長調、ミラクルドリルと同じ指の独立運動もでてきます。が、とりあえず私としては長女はバーナムは1巻をのんびりしっかりやらせればよさそうと判断。導入は半年くらいかけたので、それ以上かかってもいいかなと。


ハノンノンもバーナムとかぶる内容もありますが、楽譜も大きく見やすいです。とりあえず前から順に、のんびり進める予定です。ミクロコスモス、1年後くらいには再開できるように努力します(恥)



そして、私が長女に危機を感じているのは「リズム」

です!リズムって教えるの難しい!だって算数のしかも分数できなきゃりんご1個が4分音符で、4分の4拍子ってりんごが4個…!4分の3拍子は…教えるの難しくないですか⁈

ミクロコスモスをやって、長女がいかに耳に頼って弾いているかも判明してしまったので、リズム感がないわけではないですが読めてないんですよね…「はじめてのがくてんワーク上」も、理解が明らかにできていないのは、リズムの部分なのです。

彼女が1人である程度練習していくには、譜読みの力を底上げするしかないので、リズムを学ぶ教材も、少し勉強したいと思います。良い方法がみつかれば、また投稿させていただきます。



改めて、長女はまだまだピアノライフは始まったばかりで、もちろん小学校での勉強もこれから。ネット界隈でピアノが弾ける子はやはり、親御さんが満を辞して発信しているわけで。才能と努力の積み重ねあってのことなのでしょう。


ヴァイオリン はのんびり進めてますんで、とりあえずアー線とエー線をひたすら鳴らしております。とにかく力を抜いて弦を動かすことに全力注いでます。

地道に頑張ればそれなりに楽しい世界が待っているはず。長女のヴァイオリン 発表会は一応9月らしいです。


先生も、「ちゃんとコツコツ練習してるのはわかるし、この調子なら9月には曲は何かしら弾けるから私についておいで!」とピアノの先生とは違って年配の方なので、大人の余裕があって面白いです。半年先、きっとヴァイオリン もピアノもまた成長してるはず。ファイトだ娘よ!