ヤマハ幼児科に通い、オプション個人でピアノを習っている我が家ですが、習わせた理由は私が何をさせればいいかわからなかったからなのです。なので、もし私が一年前の自分にアドバイスするなら…という意見を残します。


ヤマハ幼児科をやって1年経った方々に、おすすめしたい教本は「バーナムミニブック」です。半年経ったあたりからでも使えるとは思います。ぜひ、ヤマハの楽譜コーナーでお手に取ってみてください。店舗によっては楽譜置いてないかもですが。

長女が通う楽器店はなかなか楽譜が揃っていて、本屋さんみたいに立ち読みできるところは最高だと思っています。(あ、なんか不満ありげな書き方に…笑。ぜ全然、全然不満なんてありませんよ!)





我が家は現在、まだ年少さんで多分ヤマハ幼児科はやらないであろう次女が本当にゆーっくりとりかかっています。ヤマハ幼児科をやらない理由は明確でして、本人にやる気がないからです(笑)結構声かけても嫌らしい。ピアノは毎日弾いてるじゃん。謎は深まるばかり。


ミニブックは最初は簡単ですが、テクニックがつくはず!ぷらいまりーの曲だけをやる事に飽きている子には、「先生からいわれている教本以外にも教本がある」という勉強にもなりますし、自分のペースで進められます。

「バーナム以外にも教本はないの?」と聞かれたらしめたもので、ギロック先生なり簡単な曲も練習できそう。→もっと素敵に弾きたい!他にも素敵な曲はないんか?など学ぶ意欲アップ→よっしゃ!習いに行こう!


我が家は長女が弾きたいという理由で、ちょいちょいJ-POPやら幼稚園で歌う曲も一緒に取り組みますが、もうこちらは「お楽しみ」と割り切って弾き方を教えちゃった方がらくです。私がやってきたのは追っかけ奏。1フレーズを弾いてあげて真似させます。指は気にするのも面倒なんで、よっぽど変じゃなければくどくど言いません。


改めて、ピアノは導入時期は、いかに指くぐりなしで5本の指を上手く動かして弾けるか(ドレミファソやソラシドレの五つの音で弾く)を徹底して、鍵盤の上から指先の神経を通わせて鳴らす訓練が大切かを実感しております。これをちゃんとやらないと先が困難になると思います。


なんというか、ピアノレッスンってピアノという楽器奏法を学ぶってことなんだろうなぁと思います。でも、私のような素人としては、楽譜を読んで弾くのがピアノじゃろう。と勘違い。(ピアノ習うのにキーボードでいいという考えはここからうまれる)それでもいいのですが、別に楽譜見なくてもピアノは弾けるわけで、楽譜はピアノじゃなくても楽器やるなら読めた方がいいわけで。



音楽って楽しい?ならきみは小学生から何を学びたい?というのがヤマハ幼児科だと思うので、オプション個人をやるなら、毎日練習が定着しているピアノなりエレクトーンを習いたいという子におすすめです。初めたらさいご…とまでは言いませんが、個人レッスンは成長のためには毎日練習!…なので本人の行動を伴うやる気が重要です。


ヴァイオリン について検索しだしたら、やっぱり意識の高い親御さんは小さい頃からリトミックやソルフェージュをやって楽器をやらせるんですよね。ヤマハ幼児科もそれの年齢がやや高いバージョンなのかもしれません。


色々、偉そうな事言ってますが安心してください。我が家にはどうやら独学が趣味の次女がいます。


そして、私みたいに楽典を学んできてなくて、ヤマハ幼児科を子どもと習って興味がわいた方には「はじめてのがくてんわーく上下」がおすすめです。私はとりあえず上巻はそれなりに理解できた気がしますが、下巻はまだまだ時間がかかりそうです(恥)なんというか、私はまだ全調の音階とカデンツを指で理解できてませんので、そちらと同時進行でやるといい気がします。





移調奏に興味があるお子さんなら、一緒に取り組んでみても楽しいと思います。長女は上巻の半分以上は理解できてるかな…という感じです。


そして、全調を理解したいなら、「プレスケールアルペジオ」をやりつつ「スケールアルペジオ」にも少しずつ取り組めば良いのかな〜という感じです。根津先生の本です。


「プレスケールアルペジオ」は5本の指をくぐらせることなく、ドレミファソやソラシドレの五つの音での音階を学びます。




長女に「ドレミファ(ハ調)+ソラシド(ト調)=ドレミファソラシド」だから、プレスケールができれば、スケールが分かりやすい事を伝えたら、ついでに五度圏にもふれることもできました。ちなみに長女は仕組みを知って感動していた。…こりゃ改めてピアノ向いてるわ。私は調を12パターン指と頭で理解するなんて、長女を育てる事が趣味だからやる気になってるだけだよぅ。長女はプレスケールはあと3つ理解したら長調は全調クリアです。短調も3の指を半音さげるだけということは理解してるので、短調も慣れちゃえば大丈夫なはず。

プレスケールは歌を歌って定着をさせるようにもなっていますので、最初はヤマハ幼児科でも習うハ調、ト調、へ調の歌を使って理解を深めるのもありだと思います。



プレスケールアルペジオのおかげで、長女は幼稚園で友達に「たのしいひなまつり」の右手メロディーを教えてもらったらしいのですが、ハ短調の和音使えばいいんだよと伝えたら、和音つきになったのでもりもり弾いてました。やっぱりスケール大事です!




あとは過去の記事。よかったら参考にしてください。私はアメブロの方やネットの情報が、自分の納得いく判断をしていくために役に立ってますんで、この投稿も似たような方の役に立てばと思います。