最近、長女が「まだ練習した方がいい？」と聞くので、「そりゃ練習っていっぱいした方がいいらしいけど…でも無理矢理やってもねぇ。あとダラダラやってもねぇ。遊びで弾くのだって子どものうちはいいことなんだけど、なんかちゃんとする練習は長くする必要はないかもね！毎日、朝と夕方は練習できてるから、内容をもう少し充実させよう！小学校になったら宿題とかもあるしね！」
という話になり、
朝は
5分間バーナム
（タイマーで5分はかって、好きなバーナムを弾く。弾いたら楽譜にシールを貼る）
その後は自由
（とにかくバーナムをやることで、ピアノを弾くのでついでに何か弾いてます。5分くらいは弾いてます）
…この「5分間バーナム」が割と良くて、それ以上は時間は伸ばさないことで、集中して弾いております。シールを直接楽譜に貼ることで、目で把握できるので、まんべんなく弾くようになりました。楽譜がシールで埋め尽くされると優越感に浸れるっぽいです。
楽譜にシール貼る事に抵抗がある子は、この方法はイマイチですが、先生もシールいっぱいの楽譜を見て「いっぱい練習したねぇ」と言ってくれるタイプの先生なので、我が家には良いスタイルになっております。
幼稚園から帰宅後は私と練習（30分間で終わらせることが目標）
今までは私が元気（やる気？）があれば1時間くらいを目安に練習していましたが、だいぶ長女もコツをつかんできたようですし、ダラダラ1時間より集中して30分を目標にした方がいいと考え、ぱしぱしっとやれるように実験中です。
例えばですが、長女は練習中の曲を最初に通して弾く時に「なんとなく、まずは弾こう」といきなり弾きます。楽譜にチェックポイントも貼ってあるのに…
①長女とりあえず弾く→②母とポイント確認→③長女再び弾く…
①をしてからの②って無駄なんですよね。私も毎回「昨日、明日はここを気をつけようって確認したよね。弾きながら確認するのもありっちゃありだけど、最初に確認するといいよね」…ってずーっと言ってるのになかなかなおらん！私が「最初にポイント確認してから弾こう！」って言う時もあったんですが、なんかそれじゃあ私ありきの練習だなぁと悶々とする日々。
「練習の時間を短くしたかったら、なんとなく最初に弾くことをなくせば短くなるよね」と言ってみたら、長女の腑に落ちたようです。楽譜みて確認するようになりました。
あとありがたいことに、「ここの右手がタイで左手がスタッカートは、できるようにしておくといいかなぁ…多分できてなかったら、先生がレッスンで教えてくれると思うけど」というと、ちゃんとなおして弾けるようになってきました。
前までは、本人の努力で直せる部分も、私が言った所でききゃしないんすよ。…でも私が言った所、絶対先生も言ってくれるんですよ（打ち合わせとかしてないのに（笑）そりゃそうよね。素人の私でもわかるんだから）長女も、母に言われた事がなおらないと、先生にそれ以上のアドバイスがもらえないことに気づいたようで、最近は素直にきいてくれます。
もうひとつ、最近ようやく長女もイメージ？（譜読みして考える本人なりの解釈）ができるようになってきました。このイメージがちゃんとしてる曲は、回数をこなしてなくても、良い感じで弾けるんですよね。なんか、これは私としては目から鱗の発見というか、成長です。
先生がおっしゃってた「幼児科の間は、好きな曲を弾けばいいよ」ってこういう事なのかなと思いました。
好きな曲だと、「こう弾きたい！」がはっきりしてるから、ただ弾けりゃいいじゃなくなるんでしょうね。少し前までは譜読みして弾くまでに結構苦労したんですが、ぼちぼちテクニックもつけてきたからこそ、長女の成長が面白いですし、長女もピアノを楽しんでいるように感じます。まぁ道のりはまだまだ長いでしょうがね。
譜読みも、ざっと楽譜を見て何日でひととおり弾けるようにするかを決めて、1日のノルマを作ります。ノルマ達成したら長女から希望がない限りは追加で譜読みはやりません。
今まではぼちぼち母主導の練習って感じでしたが、対等…？長女が（いつか）1人で取り組んでいけるように長女の意見をガンガン取り入れるようにしております。
譜読み中の曲を1曲
譜読みが終わってイメージをふくらませる曲を1曲
レッスン中の曲が数曲
という感じでしょうか。
そして最近、ぷらいまりーの曲をさぼりがちなのでこちらもやって…
30分にはなかなか収まらないけれど、前は１時間に私がこだわってましたんで、できるだけやることちゃんとやれば練習は終わり！と考え方を変えてやってみたら、長女も練習集中してやれた！&上手くなってる自信もついてきているようで、前は嫌とは言わないもののモチベーションが低い所からスタートの練習だったのが、エンジンがしっかりかかるようになってきた気がします。
親子でコツコツ頑張れば得られるものがありました！また練習に変化があれば、投稿させていただきます。