違いの先にあるもの

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こんばんは。

特別支援教育士でibマッピングインストラクターの

にっこりです。

 

台風18号の接近に伴い

私の住んでる神戸でも結構な風が

吹いています。雨は一時期強かったですが

少しましになってきました。

 

皆さまの地域ではいかがでしょうか?

 

進路に当たっている地域の方々は

くれぐれもお気をつけくださいね。

 

 

この数日、台風情報が毎日入って来て

教室に来ているAくんの不安もMAXアップ

 

 

すごい風が来たらどうなるの?

 

 

死んでしまう?あ~どうしよう!!

 

 

頭を抱えるAくんに台風の何が一番心配なのか

尋ねてみると

 

大雨も暴風も怖いけど、やっぱり雷が一番恐い

ということでした。

 

 

台風が来た時に想定される様々な事態。

いろいろありすぎて対処しきれないという不安。

 

ちょっとした変化に対しても

緊急事態での対処法を考えるのが難しく

それが故に心配も高くなるようです。

 

 

 

先日、長田で発砲事件が

あった時には、B君から

 

みんな大丈夫かな?

 

みんな無事かな?

 

というメールが来ました。

 

その後、教室に来た時にも

 

 

死んだらどうしよう?

あぁ…どうすればいいんや…ショボーン

 

 

とかなり心配そうにしていました。

 

 

AくんもBくんも自閉症スペクトラム(ASD)です。

 

ASDの人は、学校や職場など社会の様々な場面で

人との関りやコミュニケーションでの

難しさが生じることがあります。

 

 

独特のこだわりや感覚が人より過敏に感じられたり

逆にほとんど感じない人もいます。

 

自分が予想していた以外の出来事や

成り行きを想像したり納得することも難しかったりします。

 

 

ASD当事者である速水モコさんの『あたし研究』を読むと

日常生活の中での認知の違いがよくわかります。

 

 

 

ASDの人達のとらえ方、感じ方が

ほんわかしたイラストと共に描かれており

とってもわかりやすいです。

 

一例を挙げると

「あこがれの優先席」という章では

優先席のマークをめぐり様々な葛藤が

あったことが書かれていました。

 

優先座席のマークと言えばこれ↓

 

 

足をけがしている人

小さな子供どもを持つ人

お腹に赤ちゃんがいる人

腰が痛いまたは高齢の人…

 

モコさんは、腕を骨折した時には

松葉杖をついている訳じゃないから

座っちゃいけないと思い

 

優先座席に堂々と座っている若者を見ると

この人たちはお腹に赤ちゃんがいるのかなあ

腰が痛いのかなあと思っていたそう。

 

そして実際に足をけがして松葉杖を

持つ機会ができた時には

座れたことよりも、まさに私はコレだ!

と、マークに当てはまったことに

満足したと述べられていました。

 

 

マークは単なるシンボルで

全く同じ状況でないと座れないわけじゃない

と頭では解っていても安心して座ることは

できなかったそうです。

 

 

私たちにとっては当たり前のことでも

ASDの人にとってはそうでないこともあって

 

こだわりの強さのためピンポイントに焦点が

当てられ、生きづらいと感じることも多い。

 

 

こちらが当たり前に思っていることが

本当に伝わっているのか?

 

行き違いはないのか?

 

 

確認しつつ歩み寄れたら

互いの理解も深まるはずですビックリマーク

 

 

これはASDの人に対してだけでなく

人とコミュニケーションをとる上でも

大切です。

 

当たり前の基準にもズレがある。

 

違いがあることを前提において

話を聴く。そしてこちらが伝えたいことも

わかりやすく伝える。

 

違っていることが当たり前。

 

それを認識してこそ互いの理解が深まり

新しい発見にもつながるのではないかと

思います。

 

 

ibマッピングのやり取りも

そこを大事にしています。

 

ibマッピングの基礎が学べる

ベーシック講座、間もなく開講です!!

 

 

この秋、ibマッピングで

あたし研究 してみませんか?

 

 

そして、違いの先にある、相互理解、共感、

さらなる発展を目指してみましょう音譜

 

 

 

【日程】 9/30、10/28、11/25(土曜)9:45~16:45


【場所】 神戸市東灘区 ワーキングスペースHappy Tree

お申し込みは⇒こちら

  

 

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