前夜から布団にくるまりっぱなしの俺。

先日の寒の戻り原因で引いた風邪に悩まされてた。

「ご飯だよ!」

母の安定元気ボイスに目を覚ます。

壁に掛けられた時計を見遣れば時刻はナント午後六時半。

俺は暖かい布団から抜け出し父の仏壇に線香を上げると隣室の食卓へ移動。

お袋の味が病身にゆっくりと美味しく染み渡る。

暫くするとテレビの画面には例の件で大注目の『ザ!鉄腕!DASH!』が。

しかし…そのまま画面を注視してはいられない理由が俺にはあった。