大阪校ウォッチメーカーコースでは、東京校の卒業生であり阪急梅田カルティエブティックで技術者として働かれている柏木 翔様にお越しいただき、リシュモンジャパン特別セミナーを開催しました。
高級時計メーカーとして確固たる地位を誇るカルティエの歴史や現行モデルの特徴を詳しく解説して頂きました。
後半は、ブティックで働く中で得たものやお客様との関わり、社会人としての責任感など卒業年度生には気の引き締まる内容をお話しいただきました。
お話の中では、「見る力」「解る力」「さわる力」「伝える力」という4つのキーワードがあり、柏木様が技術者として積まれた経験から得たものだということを強く感じました。
お客様からお預かりした時計を「見て」状況を診断し、不具合を「理解」、それを「手で触り」直す。
それぞれに、説得力のあるエピソードを聞かせて頂き、現場で働く誇りや大変さ、そして充実感など、興味深い話ばかりでした。
そして、「伝える力」。
会社に入って働く上で大切なもの。それが、チームワークでした。
挨拶や返事、伝票に書く文字、遅刻や欠勤が業務に与える大きな影響など、人として社会人としての基本を改めて考えさせられる貴重なお話でした。
卒業年度生にとっては就職に向けての心構えになり、1年生にとってはこれからの学校生活において改善すべき点を見出せたとものと感じています。
柏木様、貴重な時間とお話をありがとうございました。