施行日:2022年6月15日(水)
競馬場:アスコット競馬場(イギリス)
距離 :芝右回り1,990m

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グランドグローリー(Grand Glory、フランス)

前走フランスG3アレフランス賞では、道中は中団でレースを進めると、直線半ばで先頭に立ち、そのまま押し切って、勝利しました。

 

道中はやや縦長になった馬群のちょうど真ん中でレースを進め、ロンシャンのフォルスストレートに差し掛かり、馬群が一団になった時も、動かずに中団に位置しました。

直線は手ごたえ良く、外目から上がって行くと、残り400m手前で追い出され、すぐに先頭に立ち、後続を突き放し、そのまま押し切ったというものでした。

 

昨年のG1ジャパンカップで5着に好走した後、一度は引退発表し、繁殖牝馬セールに出されましたが、結局引退撤回し、今シーズンも走ることになりました。

前走で勝利し、2連勝としましたが、2着馬はともに同じ馬だったとはいえ、今回の勝ち方は着差含め完勝だったので、中距離G3ならば、まだまだやれるところを見せました。

 

今回は相手もかなり強化されるので、いくら中距離とはいえ、簡単ではないと思います。

ただ、少頭数で、タフな馬場も問題ないとなれば、ロイヤルアスコット開催のこの舞台でも、自慢の末脚を発揮するかもしれないでしょう。

シャフリヤール(Shahryar、日本)

前走G1ドバイシーマクラシックでは、道中は3番手のインを追走し、直線はやや外に出すと、残り200m過ぎて先頭に立ち、そのまま押し切って、勝利しました。

 

まずまずのスタートから、すんなり先手を奪うと、逃げ馬の真後ろで馬場の良いところを走ることができました。

直線は逃げ馬をよけるように外に出して追われ始めると、逃げ粘る逃げ馬を残り200m過ぎて交わし、外から差してきた後続の追い上げも退けた、というものでした。

 

馬場が良いこともあり、先行して脚を溜めて、直線ではじけることができ、スムーズな競馬ができたのが、勝因だったといえるでしょう。

C.デムーロ騎手もさすがの騎乗だったといえました。

 

距離短縮自体は歓迎だと思いますが、全兄アルアインよりも素軽いタイプのために、アスコットのタフな馬場がどうかというところでしょう。

今回のメンバーで、ドバイで戦うとなれば、この馬が勝ち切っても不思議ではないですが、今回はかなり力のいる馬場ですので、厳しい戦いにはなると思います。

 

逆にここで好走できるならば、この馬のポテンシャルは相当と考えても良いですが、果たしてどうでしょうか。

ステートオブレスト(State of Rest、アイルランド)

前走アイルランドG1タタソールズゴールドカップでは、道中は後方でレースを進め、直線は馬群の外から脚を伸ばしましたが、伸びきれず、3着でした。

 

G1レースを3連勝中の中で挑んだ一戦ということもあり、1番人気に支持され、レースではまずまずの折り合いの中、淡々と流れたレースを後方から進めました。

直線の追い比べでは、先に抜け出した前の馬達に、一度は離されたものの、最後はかなり詰めており、並んでゴール板を駆け抜けましたが、3着止まりでした。

 

初めての1番人気でのレースでしたが、悪くないレースだったと思います。

勝利したアレンカーは、ここが初G1制覇となったものの、昨年はヨーロッパのG1戦線を賑わせた馬ですし、そのような相手に僅差の内容でしたから、悪くはなかったと言えます。

 

今回は競馬場ももちろん、相手関係も変わってきます。

とはいえ、末脚はここでも十分発揮できそうですし、再び少頭数ですので、差しに構えても捌きやすいのは好都合でしょう。

 

末脚一閃で初G1制覇となるでしょうか。

ベイブリッジ(Bay Bridge、イギリス)

前走イギリスG3ブリガディアジェラードステークスでは、道中は5頭立ての4番手でレースを進め、直線半ばで外目に出されると、一気に伸びて後続を突き放し、勝利しました。

 

道中はやや行きたがる様子も見せましたが、折り合いを欠くというほどでもなく、5頭立ての4番手で脚を溜めました。

直線半ばでは、内にササるような様子もありましたが、外に出されると一気に他馬を突き放し、2着馬に5馬身差をつける圧勝でした。

 

5連勝で重賞初制覇を飾り、大レースへの挑戦となりました。

枠順が発表され、ブックメーカーの前売りオッズでは1番人気となっています。

 

実績的にはまだ劣る一頭ではありますが、前走の勝ち方からも、人気になるのはうなずけるところです。

イギリスの名門、M.スタウト厩舎にR.ムーア騎手とのコンビですから、強力であることは間違いないでしょう。

 

今回も少頭数ですし、外に出した後の末脚の伸びを考えれば、直線までどこまで楽にレースを進められるかがカギになってくると思います。

ヨーロッパの中距離戦線のトップに駆け上ることができるでしょうか。

ロードノース(Lord North、イギリス)

前走アイルランドG1タタソールズゴールドカップでは、道中は中団でレースを進め、直線は馬場の内側から脚を伸ばしましたが、伸びきれず、4着でした。

 

淡々とした流れを中団で道中は追走し、動くことなく進みました。

4コーナー出口から追い出し始め、直線は馬場の内目からじりじりと脚を伸ばし、残り200mあたりでは並びかけそうな感じもありましたが、ゴール前で脚が鈍りました。

 

今年のG1ドバイターフで、パンサラッサと同着優勝を果たした後に挑んだ一戦でしたが、現状は2100mだとやや長いのでしょう。

今回は100mだけですが、距離短縮となりますし、2年前に勝利しているだけであって、コース相性は問題ないと思います。

 

去勢されているだけあって、衰えるスピードが遅く、6歳の今年もパフォーマンスはそれほど下がってはいません。

昨シーズンは思ったように使えませんでしたが、今年の順調さならば、2度目の栄光に手が届いてもおかしくないでしょう。

 

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