いや~お久しぶりです。
選挙やらワールドカップで眠いです。
ワールドカップ面白かったですね~。激闘も終わりましたから、やっと普通の生活に戻れ…と思ったら、仕事の方が忙しい季節に入ります。何とか週一位での更新は…と思っています。
さて、先日メタボ検診のための通院でかかりつけの病院に行き、待合室で新聞を読んでました。その病院は「毎日新聞」でした。で、ペラペラ見ている時にある広告欄に目がとまりました。
それは…
「新潮文庫の100冊 2010」
思えば、昔からありますよね。これ。
「坊っちゃん」や「雪国」などは昔からありましたよね。でも知らない間に村上春樹さんや江國香織さんなんかも入ってます。
多分毎年毎年内容が少しづつ変わりながらやってるんでしょうね。
そこで、ん?と思いついた。
私の大好きな70~80年代の曲も自分の100曲を決めてみようかな、と。
本と違って、新作を考える必要がないので、100曲そろうのに時間がかかっても無問題。
うん、そうしよう!ちょうどネタにもなるし。
と勝手に盛り上がったんです。
で、しばらくの間、私が選ぶ70~80年代の大好きな曲で、代表だと思う曲をご紹介しようか、と。
で、アーティスト紹介や、アルバム紹介も挟んで行こうとは思います。
記念すべき?1回目は…
意外かもしれませんがこの曲です。
思えば遠くへ来たもんだ 武田鉄矢(海援隊) (1978年9月21日)
海援隊と言えばほとんどの方は「贈る言葉」になるのでしょうし、古くからのファンの方は「母に捧げるバラード」や「故郷未だ忘れ難く」などになるのかもしれません。
で、私はもろ金八世代ですので、贈る言葉、と言いたいところですが、正直を言うと食傷気味であり、また当時から翌年発売の「人として」の方が好きでした。
で、この企画として1曲を決めるときに、それらを考えたわけですが、なんか違うと。で、改めて聴いてみたら、この有名ではありますが、「贈る言葉」に隠れがちのこの曲が一番ではないか、と思い、エントリーいたしました。
夜中にふと昔を思い出す時がありませんか?
あの頃あんなに好きだった人
夢中だったこと
将来の夢
あこがれのタレント
友達との遊び
学校生活
親とのけんか
恥ずかしかったこと
悲しかったこと
楽しかったこと・・・・・・
思いだしても、懐かしんでも、戻れない。
未来と過去は現在を中継地点にしてそれこそ「レール」のようにつながっている。
この主人公が「冷たいレール」に耳を当てて聴いていた「遥かな旅路」おそらく「未来」、と「現在」はどうなのでしょうか。
恋の部分はともかくとして(汗)、この曲はかなりの人々の郷愁を誘うと思うのですがいかがでしょう。
ちなみに私の実家はド田舎でして、今でも自販機すらなく、ましてやJRの駅などもなく、そもそもレールが通っていないのですが、それでもなんとなく懐かしい。
夜中に薄暗いダイニングで眠れなくて冷蔵庫からビールを出して、テーブルに座ってぼ~っとしながら過去を眺めている。
そんな曲ですかね。
詩は全部ご紹介すると某組織から怒られそうなんで(笑)、気にいった部分だけ。
「眠れぬ夜に酒を飲み 夜汽車の汽笛聞くたびに
僕の耳に遠く近く レールの響きが過ぎていく」
今や「汽笛」すら過去の産物になろうとしている時代ですが、果たしてどちらの自分が幸せだったのか、は、後ろ向きな話なので置いておいて(笑)、かつて「そうであった」自分を再確認することも時には必要なのかもしれませんね。