アートコーポレーション(アート引越センター)は業界大手の引越し業者で、特にCS(顧客満足度)を重視した引越しサービスを提供することで知られています。

 

 

アートコーポレーション(アート引越センター)のトップセールスの称号には以前記事でご紹介したアート営業三役がいますが、三役が売り上げを中心とした成績序列であるのに対して、アートSQM【セールス・クオリティ・マスター】はCS(顧客満足度)の高い営業マンを中心に選出される役職です。

 

 

 

 

アートSQM【セールス・クオリティ・マスター】もアート営業三役と同様に10月1日~翌年の9月30日までの通年の営業成績によって選出され、ある一定の基準を超えたものにだけにその栄誉が与えられるのです。

 

その基準と言われるものとしては以下のようなものがあります。

 

 

 

◎アートSQM【セールス・クオリティ・マスター】制度選出基準

 

1.年間見積件数720件以上

2.年間決定率(成約率)70%以上

3.年間AQC(アートクオリティカード)回収率50%以上

4.営業満足度90%以上

5.イエローカード該当者は対象外

 

以上です。

 

 

上記について解説致しますと1と2は見たままなので割愛するとして、3はアートコーポレーション(アート引越センター)の営業マンが見積り時の対応についてお客様にお渡している営業アンケートのことで、その回収率の高さを表します。4の営業満足度とは、アートコーポレーション(アート引越センター)の引越し作業完了後にお渡しする全体アンケートのことをスマイルカードと呼びますが、その際の営業満足度項目が90%を超えていることが条件です。

 

最後に5のイエローカードについてですが、これはサッカーの反則行為に対して審判が発行するイエローカードから取ったもので、営業マンが起こしたクレームの中でもかなり大規模なものについてアートコーポレーション(アート引越センター)の本社から発行されるもので、それを発行されていないことが条件です。ちなみにイエローカードが3枚発行されるとサッカー同様にレッドカードになるようで退場ではなく、営業所の支店長(所長)を同伴の上、営業マン本人が大阪本社でのマナー研修を行うことになるそうです(笑)

 

 

ちなみにAQC(アートクオリティカード)の回収率を上げるために営業マンが自己にてポストに投函するような不正行為が発覚した場合は3の規定違反で問答無用で称号剥奪になるようです。

 

 

 

アートSQM【セールス・クオリティ・マスター】の役職者は名刺に役職名が記載され、毎年11月に開催される全国営業マン会議で代表取締役の寺田政登氏から直接専用の名刺と辞令を授与されます。役職手当も当然支給され、毎月5000~10000円が別途給料として支給されるようです。

 

 

 

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