ここまで年代で違う!注意中古マンションの躯体の厚み | 引越初心者の築古マンションライフ

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築30年超のマンションに住んでみて始めて分かったことを発信中の子育て世帯です!おもにマンションの騒音トラブルについてや、ビンテージマンションに関して綴ります。マイホーム検討中の方にも是非お読み頂きたい内容です。

みなさんこんにちは。

引越初心者です。

 

スラブ厚をなめたらいけません。

マンションの躯体の厚みは重量衝撃音の遮音性に

影響を与えます。薄ければよく音が通り、

厚ければ遮音性は高くなります。

それが物事の道理。

 

買う前に知っておきたかったスラブ厚の違い。

誰も説明してくれません、みなさんも勉強しましょう。

 

今回は躯体の厚みを年代で振り返り、

巷で人気のビンテージマンションの知られざるリスクについて、

触れていきたいと思います。

リノベでは内装はどうにかなっても躯体は、

ほとんどいじる事はできません。

 

リスクとは何か。

それは繰り返しになりますが、

ズバリ躯体の厚みです!

 

年代によって厚くなっていることが一目瞭然。

 

まずは80年代から見ていきましよう。

さかんにマンションライフのおしゃれ感が演出され、

多くのマンションが建設され、

名の通ったヴィンテージマンションが建築された80年代です。

生活動線が意識され間取りもクオリティライフを求めるものに変化。

 

住宅すごろくの一戸建て前の仮住まいの意識から、

永住するマンションに次第に変わっていきました。

 

 

90年代は躯体の厚みは薄い傾向にあります。

そのせいもあり、集合住宅での生活音の問題が多発。

カーペット貼はその意味で防音にひと役買っていたと言えるでしょう。

フローリング次第にが普及していきます。

 

 

二重床、二重天井では直接床に面していないが、

太鼓現象でより足音など騒音は増幅されます。

じゃあ直張りの方がいいのか?

重量衝撃音という視点においては聞こえるという点で、

変わりはないと言えます。

 

 

90年代後半にさしかかると、

ようやく躯体が厚くなり出します。

 

 

 

なぜ2000年代の中古マンションがオススメなのか。

答えはここにあります。

 

躯体の厚みもある程度上がり防音性能が上がってきた年代、

かつ2000年代前半は設備的にも今より良いランクの建材や、

設備が付加されているのでオススメです。

 

 

スラブ厚は過去30年に渡りこれだけ厚みを増してきましたが、

重量衝撃音への遮音性という観点では不十分です。

つまりある程度の生活音が聞こえるのはやむを得ないというのが、

建物の性能からいえば仕方ない状況です。

 

コストと対荷重の兼ね合いでいまはこのバランスに、

収まっていますが、快適なマンションライフを追求するなら、

今後建設されるマンションには改善が望まれます。

 

 

本日も最後までお読み頂き、

ありがとうございます。

 

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