ヨガをする、
という時間は、
ヨガアサナをする、
という時間ではありません。
ヨガをする、
という時間は、
自分の自然さと一緒にいる、
という時間です。
ヨガをする、
という時間は、
自分の自然さがどれだけ、
置いてけぼりをくらっているか、
確認する時間です。
ヨガをする、
という時間に参加してみて、
ヨガをする、
という気持ちになれない場合も、
それこそが、
今日の自分のヨガ時間です。
ヨガをする、
という気持ちになれない、
ということを、
ヨガのマットの上で、
感じることが、
おかしな表現ですが、
ヨガをする、ということです。
自分がいま、
どういった状態で生きているのか、
知りにくることこそが、ヨガレッスンです。
頭で考える、
理想の自分に向かうための時間ではありません。
頭で考える、
理想の自分が抑圧するからこそ、
遠のいている、
本来の自分を知る、感じる時間です。
だから、頭で、思考で、
ヨガをしたくない、
ヨガが面倒くさい、
ヨガが億劫、
ヨガなんて別に、
と思うのであれば、
過去の自分がそうであったからなのですが、
それらは、すべて、
自分の思考が、
自分の自然を、
否定している、ということの表れ、とも言えます。
だから、
ヨガをする、という時間を持つ、
ということが大切です。
そして、
頭で考える理想の自分からは程遠い、
ヨガの時間に出てくる自然な自分を、
身体の感覚を、
感情を、
思考を、
マインドを、
責める時間ではありません。
それを、知ること、感じること、
その体感に、アクセルを踏んであげること、流すことが大切です。
気力がないかもしれない、
体力がないかもしれない、
面白くないかもしれない、
疲れているからかもしれない、
怖いからかもしれない、
ぐうたらしたいからかもしれない、
人に見られることが不安からかもしれない、
ならば、それを、知りにくるのです。
気力がないなら、気力がない自分を、放置しないために、気力がない自分と一緒にいる時間を持つこと。
体力がないなら、体力がない自分を知る、感じる、そして、マットの上で休む時間を作って上げにくること。
ヨガが、面白くないなら、本当の自分を肯定できていないのかもしれません。自信がないのかもしれません、ならば、自分をしっかり否定することをOKにしにくること、または、本当の自分がまだ、わからないのかもしれません。それでも、ヨガに何かを感じて、ここに参加したのであれば、それは、本当の自分からのサインです。本当の自分を発掘してほしい、というね。
疲れているなら、疲れている、と頭で考えるのではなく、疲れている、ということを、1分でも2分でも参加してみて、しっかり、feelingすること。疲れている自分と一緒にいる時間こそが、それ以外の時間に、あなたの疲れを修復していくのです。
怖いなら、怖がっている自分と、共に過ごしてみること。本当に怖いか、感覚を味わってみること。どうみられるのかが怖いのであって、大抵の場合、本当の自分はうんと強いもんだから。
ぐうたらしたい自分をしっかり、肯定しにくること。
※単なる怠惰・怠慢な場合は、しっかり練習しなさい。
人の前に出られない、本当の自分と、自分はいてあげる時間を持つこと。
ヨガをするという時間は、自分が、今、日々をどう生きているのか、を、知る時間、自分からのサインを受け取る時間。
ヨガをするという時間に、充実させる必要はない。
ヨガをするという時間に、何か結果を出す必要はない。
ヨガをするという時間だけは、持ってみること。
わたしたちは、起きてから寝るまで、本当の自分と共に生きていない。
わたしたちは、生まれてから死ぬまで、本当に多くの時間を、自分と共に生きていない。
寝ている時も、私たちは、本当の自分と共にいない。
だから、ヨガをするという時間だけは、持ってみること。
ヨガをするという時間だけが、唯一、自分と一緒にいる時間だからなのです。
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