数字「0」、「1」…「9」の意味を深く知っておくと、「数秘術」だけでなはく、「タロット」占いをする際にも役立ちます。

 

なぜかというと、「タロット番号は、数秘術と連動している」からです。

 

 

 

今回のブログでは、「1」について詳しく説明していきます!

 

「1」は「創造」

「0」の説明でも書きましたが、本ブログでは、「タロット」や「引き寄せの法則」を、「量子力学」の立場から考えています。

 

 

 

 

量子力学の考えに立つなら、

  • 波動(エネルギー):「0」
  • 粒子(物質):「1」

のように、量子を「数秘的」に表すことができます。

 

くわしく説明していきますね。

 

波動(エネルギー)は、どんな「物質」にもなれますから、「可能性」と言い換えることができ、数秘術では、「0」の意味を「霊性(霊的資質)」と考えます。

 

なので、「0」は「可能性・霊性」を意味します。

 

一方、ひとが、あることに「意識」(波動、エネルギー)を向けると、そこ(量子場)にあった似たような「波動(エネルギー)」と共鳴を起こし、「粒子」になります。

 

 

つまり、波動が眼に見える姿をとって「現実化(物質化)」するわけです。

これが、いわゆる「引き寄せ」です。

 

この状態、つまり、「粒子(物質)」化した量子を、「1」と表現することができます。

 

「0」→「1」は、「可能性→現実化」です。

だから、数秘術が言うように、「1」は「創造」を意味すると考えていいでしょう。

 

「1」の意味づけの歴史

つぎに、「1」という数字が歴史上、どのように意味づけられてきたか、見ていきましょう。

なお、上の『日本書紀』天地開闢の記述は、中国・前漢時代の書『淮南子』を参考に書かれているようです。(第7回 天地開闢の由来(天地初発から天之御中主神まで⑦)より)
 書き出しの「いにしえに天地いまだ別れず、陰陽分かれざりしとき」(古天地未剖、陰陽不剖)は、漢籍『淮南子』の「天地未剖、陰陽未判」を参考にしたものです。
 続く、「まろかれたること鶏子のごとくして、ほのかにしてきざしを含めり」(渾沌如鶏子、溟涬而含牙)は、漢籍『三五暦紀』の「混沌状如鶏子、溟涬而含牙」を参考にしたものです。
 
その他については、この本を参考にしました。
 

上の通り、歴史上、各地の文明で、「1」は「創造」と結び付けられてきた、といえます。

 

マルセイユ・タロットで、「1」は「1 創造;11 育てる;21 完成」

「1」は、マルセイユ・タロットの下記カードに対応します。

なお、本ブログでは、二桁番号の場合、一の位の数字が「基本的な意味」を表すと考えます。

 

※画像は、CBDマルセイユタロット by ヨアヴ・ベン・ドヴ www.cbdtarot.com からお借りしました。

 

1 魔術師 :創造、コミュニケーション、臨機応変に

 

11 力 :育てる、克服、受け入れる

 

21 世界 :完成、到達、満足、解決、限界

 

 

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