Keiko的Lunalogy運営スタッフのMです
12月22日、水瓶座で土星と木星がコンジャンクションし、水瓶座GC期がついに開幕しましたが、
本記事では、山羊座TGC期をけん引した、山羊座のルーラーである土星にまつわるギリシャ神話をお伝えし、2020年のブログを締めくくりたいと思います
土星は、ギリシャ神話では、最高神・ゼウスの父・クロノスといわれており、
そのクロノスの両親は、「大地」を神格化した女神・ガイアと、「天空」の神・ウラノス
ウラノスは、ガイアの夫である前に、ガイアから生まれた最初の子でもありました
ガイアとウラノスは、「ティターン12神」と呼ばれる男女6柱ずつの巨大な神々を産み出しました。
それぞれ、
男神・・・オーケアノス、コイオス、クレイオス、ヒュペリーオーン、イーアペトス、クロノス
女神・・・テイアー、レアー、テミス、ムネーモシュネー、ポイベー、テーテュース
クロノスは、ティターン12神の末っ子でした。
ガイアとウラノスは、ティターン12神の他にも、
キュクロプス一族と呼ばれる巨人で単眼の3兄弟と、ヘカトンケイルと呼ばれる五十の頭と百本の手を持つ巨人の3兄弟も産み出しましたが、
ウラノスはキュクロプスとヘカトンケイルの兄弟たちの醜さを嫌悪し、「タルタロス(奈落)」に閉じ込めてしまいます
自身の体内に子ども達を押し込められたまま、という状態に腹を立てたガイアは、
末息子のクロノスに大鎌を与え、
ウラノスの男根を切り落とすように言い付けます。
クロノスは母の思いを遂げ、世界の統治者となりますが、
今度は自分自身も、姉であり妻でもあったレアーとの間に醜く生まれた子どもをタルタロスに幽閉し、
また、生まれてきた子どもを次々に飲み込んだことから、
父・ウラノスと同じように、母であるガイアの怒りを買い、
妻・レアーの計らいにより、なんとみずからも、自身の末っ子であったゼウスに討たれてしまいました
レアーは、最後に生まれたゼウスと石とをすり替え、ゼウスをクレタ島に送ります
やがて密かに成長したゼウスは、父・クロノスに飲み込まれた兄姉たちを次々に吐き出させては、助け出しましたが、
ここから、父・クロノス率いるティターン一族と、ゼウス率いるオリュンポス一族の戦いが始まります。
この戦いは「ティタノマキア」と呼ばれ、
10年続いた末に、ゼウス側が勝利し、
ゼウスは兄のハデスとポセイドンと共に、天界・冥界・海界を治めました。
ゼウスの父・クロノスが、ゼウスの兄姉を次々に飲み込んだのは、
自身もその父であるウラノスのように、子どもによって王位を奪われるとの予言を受けたことからだとされています。
また、ゼウス側が勝利できたのは、
祖父・ウラノスが最初に幽閉した、キュクロプス3兄弟と、ヘカトンケイル3兄弟を自由の身とし、
自軍の勢力下に置いたからといわれています。
ちなみに、キュクロプス3兄弟は、ゼウスには雷を、ポセイドンには三叉(さんさ)のモリを、ハデスには隠れ兜(かぶと)を贈ったそうです。
ルナロジー的・見方をすれば、
「ゼウスは一族のカルマを解消した」、と、言えるのかもしれません。
父、そして、そのまた父が押し込めた「恐れ」を解放したばかりか、
最終的には、「味方に付ける」ことにも成功したゼウス
わたし達にとっての恐れやカルマ、短所なども、
見方を変えることが出来れば、
きっと、思いもよらない、
未来を切り拓くための「鍵」へと、変貌を遂げさせられるかもしれません。
それでは、「Keiko的Lunalogy月星座ダイアリー2021」より、
Keikoさん直伝によるアドバイスをお届け致します
12月29日 19:28 月は双子座から蟹座へ移動
ダイアリーには、
「その一言が多かったにならないよう注意」とありますが、
これは、「言葉」を司る双子座に根差したアドバイスです。
Q、Keikoさんが、「言葉の使用」に関して心掛けていることは何ですか
『ネガティブな言葉や否定形をなるべく遣わない
遣わなければならない時ももちろんありますが、極力控えます。』
なるほどっ。
使用する言葉を厳選する。
言霊の作用を活かせる、開運のためには欠かせない、必須アクションです
風の時代には、言葉の波動も「軽さ」を意識
明るく、温かく、ユーモア・センスのあふれる言葉を選択し、
望む未来を創造しましょう