Keiko的Lunalogy運営スタッフのMです
12月11日~12月15日は、二十四節気・「大雪(たいせつ)」の次候に当たる、
「熊蟄穴(くまあなにこもる)」ですね
文字通り、クマが冬眠のために穴にこもる頃のこと。
「蟄(ちつ)」とは、動物や昆虫が冬眠のために穴に閉じこもるという意味の漢字なのだそうで、
二十四節気の他の候である、「啓蟄(けいちつ)」の初侯・「蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)」や、
「秋分」の次候・「蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)」でもお馴染みの漢字です。
(啓蟄、秋分はそれぞれ、3月6日&9月23日頃)
日本には、ヒグマとツキノワグマの2種類のクマが生息していて、
ヒグマは北海道に、ツキノワグマは本州以南に分布。
九州では絶滅したとされています。
また、昨今では四国地方のツキノワグマも絶滅の恐れが高まっているそうです
北海道のヒグマを例にとると、ヒグマのサイズはオスで体長約2m。メスで1.5m。
体重はそれぞれ最大で400㎏と200㎏。
2歳頃まで母親グマと一緒に行動し、4~5歳前後で繁殖が可能となり、
雑食性で、季節に応じた旬の動植物を大量に食べます
(例)
春・・・セリ科の植物、フキ
夏・・・セリ科の植物、ヤマグワ、アリ、ザリガニ
秋・・・クルミ、どんぐり、鮭(場所による)
冬・・・冬眠のため絶食状態
5~7月に繁殖期となり、
8~11月、特に冬眠直前は食い溜めをして、
12~3月頃に冬眠、そしてメスは出産をします。
また、クマは視覚や聴覚よりも、嗅覚が飛び抜けて発達しているのだそうで―
一説には、犬の7倍ともいわれ、
みずから好んで襲ったりはしないものの、「逃げるものを追いかける」習性があるため、
生まれたばかりのエゾシカなどを食べる場合もあるそうです。
また、基本的には人間に対しては姿を隠そうとするのだそうですが、
冬眠前の食い溜め期に食糧が不足すると、食べ物を求めて人里に出没することがあり、
学習能力が高く、食べ物の「味」を覚えてしまうと、気に入った食べものに執着するという習性から、
例えばトウキビや果樹、人の出す生ゴミなどの味を覚えると、繰り返し出没します。
また、シカなど一度に食べきれない餌は、土をかけることで、自分のものとして「占有(せんゆう)する」のだそうです。
そんなクマは、
「二本足で立てる」「両手を起用に使える」=「人間を思わせる動きをする」
ことから、
古来、身近でありながらも神聖な動物として世界中で信仰の対象とされ、
日本でも、アイヌ民族の「クマ送り」の儀式などにも、その片鱗を伺い知ることが出来ます。
特に冬眠直前のクマと人里で遭遇してしまったり、
山へ山菜採りなどに出掛けて、不幸にも人かクマのどちらかが、命を失ってしまう例も多発していますが、
正しくクマの習性や生息地・出没の可能性のある領域を知ることで、
人間、クマ、双方にとって、最適な距離感を保ちたいですね。
それでは、「Keiko的Lunalogy星座ダイアリー2021」より、
Keikoさん直伝によるアドバイスをお届け致します
12月11日 10:58 月は天秤座から蠍座へ移動
ダイアリーには、
「内省の日。1年前のダイアリーを振り返ってみる」とありますが、
Q、ズバリKeikoさんが内省されてみて、今、ふと思うことは何ですか
『「人生に起こることに偶然はないなあ」と、しみじみ思います。
何年か経って、初めて、「あの出来事はそういうことだったのか…」と、わかることも多いのですが。』
なるほどっ。
まさに、風の時代開幕直前。
過去のダイアリーの記録を見つつ内省するには、最適のひとときです。
この時期には、最後の最後の振り返りの時。
懐かしい出来事や記述から、メッセージを受け取りましょう。