Keiko的Lunalogy運営スタッフのMです
11月22日~26日は、二十四節気・「小雪(しょうせつ)」の初候に当たる、
「虹蔵不見(にじかくれてみえず)」ですね
すなわち、虹が見られなくなる頃のこと。
真夏には、あれだけ眩しく強かった日差しも、
冬が進むにつれ、次第に弱くなり、それにともない、気温も下がってきます
これは、夏と冬では太陽の高度が違うために、太陽光の入射角も大きく変わるため。
夏場にはほぼ頭上(90度)から照らしてきていた太陽も、冬場には高度が下がることで、入射角も低くなります。
これとともに、空気は高い温度の時ほど多くの水蒸気を含むことができるため、
気温が下がる冬には、虹色の形成には不可欠である大気中の水蒸気量自体が減ることで、虹の観測が難しくなります。
そんな虹の観測条件がこちら↓
・太陽と反対方向に現れる
・太陽の高度が低い時ほど高い位置に見え、高い時ほど低い位置に見える。
=朝夕にはより高い位置に見える。
・空から直線的に差し込む太陽光線を分度器の底辺とすると、
観測者の目を分度器・測定部の中心に置いた、40度~42度の方向に見える
また、空気中の水蒸気量が多い夏場の方が虹の観測には有利に思えますが、
夏場は太陽高度が高いために、実は冬場よりも観測できる時間帯が限られます。
(例)夏は朝夕に出現が多くなり、夕立後がいちばんのチャンス。
そして、この侯は、4月15日頃の「清明(せいめい)」の末候・「虹始見(にじはじめてあらわる)」=「虹が見え始める頃」と対になっています。
いつ見かけても、不意に心が躍る、七色のリボン。
世界中で様々なジンクスや言い伝えがある通り、
虹は人類にとって、単なる化学現象では済まされない、深い味わいがあります。
それは、人類が大自然の営みに対してまだまだ感動できることの表れであり、
大自然への畏敬の念や、みずみずしく潤った感性を忘れていないという、何よりの証ではないでしょうか
それでは、「Keiko的Lunalogy星座ダイアリー2021」より、
Keikoさん直伝によるアドバイスをお届け致します
11月18日 1:34 月は射手座から山羊座へ移動
ダイアリーには、
「水面下で着実に前進。結果を焦らないで」とありますが、
これは、どんな時にもコツコツと「結果を出す」ことにフォーカスできる山羊座を言い表したアドバイスです。
Q、Keikoさんは焦りを感じる時、どのように気持ちを落ち着かせますか
『「積極的に待つ」、という、Keikoの言葉を思い出すこと(笑)
やっぱり、これに尽きるかナ~。』
なるほどっ。(笑)
Keiko的・「積極的に待つ」とは、
「引力を高めながら待つ」こと。
とるべき行動をとった上での静寂期には、慌てず騒がず、
その上で、またさらにその時にとるべき行動をとり続けること。
=種まきをした畑の管理作業を止めないこと。
そして、その畑の名前こそを、「自分」と言うのでしたね
この時期には、出芽は目前
きっと豊かな土壌になると信じ、畑仕事を続けましょう。