Keiko的Lunalogy運営スタッフのMです
10月18日~10月22日は、二十四節気・「寒露(かんろ)」の末候に当たる、
「蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)」ですね
かつての日本では、セミを含むあらゆる鳴く虫のことをまとめてキリギリスと呼んでいたのだそうで、
また、本候のキリギリスとは、「綴刺蟋蟀(ツヅレサセコオロギ)」という種類のコオロギを指すのだそうです。
ツヅレサセコオロギは、8月から12月の初めにかけて鳴くのだそうで、
暑い時季には、「リィリィリィ」「ギィギィギィ」と元気よく、
その後、気温が下がるにつれ、ゆっくりと哀し気に鳴くのだとか。
その名も、昔の人々が、
『肩させ、裾(すそ)させ、綴(つづ)れさせ』と、
このコオロギの鳴き声が聴かれる頃になると、間近に迫った冬に備えて衣服の手入れを急いだことに由来するのだそうで、
その家のおばあさんやお嫁さんが、縁側や囲炉裏端(いろりばた)などで、
着物の手入れをしながら、コオロギの鳴き声を愛でている…という情景が、ありありと浮かんできますよね。
また、中国最古の詩集である「詩経(しきょう)」中の「国風(ひんぷう)」の箇所には、
以下のような記載があるのだそうで、
「七月在野
八月在宇
九月在戸
十月蟋蟀入我牀下」
という一節があり、
これは、すなわち、
「七月は野に、八月は軒下に、九月は戸口に居たコウロギが、十月になると、ついには我が寝台の下に入って来る」
という意味であり、
コオロギが次第に野原から家の中へと侵入してくる様から、
段々と近付いてくる冬の足音が、巧みに表現されています。
主にオスのコオロギが、メスへの求愛のために鳴くとされる、虫の声のラストを飾る恋の歌。
人間側の世界も、まさに天秤座のシーズン、
忍び寄る寒さに負けじと、恋に、オシャレに、忙しくなる季節です。
それでは、「Keiko的Lunalogy星座ダイアリー2021」より、
Keikoさん直伝によるアドバイスをお届け致します
10月17日 14:05 月は天秤座から蠍座へ移動
ダイアリーには、
「あなたのチャームポイントは何?」とありますが、
これは、まさに天秤座月間に自分自身に問い続けたい文言です。
Q、ズバリ、Keikoさんのチャームポイントは何ですか
教えてください
『黒髪を褒められることが多いですね。
そうして褒めてもらえると、人間、やっぱり、とっても嬉しいものですネ。』
なるほどっ。
あと、Keikoさんと言えば、やはり魅惑的な「声」のファンであるという方も多いのではないでしょうか?
月星座・牡牛座であるKeikoさん。
牡牛座さんの特性である、「のど」に関する魅力を併せ持つこと、
う~ん月星座、実に奥が深く、興味深いですね。
この時期には、感じる冬の気配と共に、
関わる人達の心情も読み取ってまいりましょう。